
Image:TOYOTA
| bZ4Xは3ヶ月連続で勢いを維持、この人気は本物かもしれない |
この記事の要約
- ヤリスが首位を堅持:トヨタの「ヤリス」が11,280台でトップ。しかし前年比74.0%と勢いには陰りも
- ジムニーが驚異の2.3倍:スズキ「ジムニー」が前年比233.1%と爆発的な伸びを記録し13位へ急浮上
- 電気自動車bZ4Xの猛追:トヨタ「bZ4X」が前年比9000%(90倍)という異次元の数字で30位にランクイン
- ホンダ・日産の健闘:フリード(5位)やセレナ(8位)など、ミニバン勢が安定した需要をキープ
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2026年2月 乗用車ブランド通称名別販売ランキングTOP50
2026年2月の国内新車販売台数(軽自動車・輸入車除く)が発表され、依然としてトヨタ勢が上位を独占しているものの、前年比を見ると市場の構造変化が見て取れます。※これまでトップ10に8車種を送り込むのが常であったが、2月は7車種にとどまる
| 順位 | ブランド通称名 | メーカー | 台数(当月) | 前年比(%) |
| 1 | ヤリス | トヨタ | 11,280 | 74.0 |
| 2 | シエンタ | トヨタ | 9,770 | 92.7 |
| 3 | カローラ | トヨタ | 9,699 | 68.0 |
| 4 | ライズ | トヨタ | 8,726 | 109.1 |
| 5 | フリード | ホンダ | 8,420 | 95.5 |
| 6 | ヴォクシー | トヨタ | 8,196 | 127.5 |
| 7 | ルーミー | トヨタ | 7,448 | 95.5 |
| 8 | セレナ | 日産 | 7,224 | 100.5 |
| 9 | ノア | トヨタ | 6,889 | 95.7 |
| 10 | ノート | 日産 | 6,841 | 84.4 |
| 11 | ヴェゼル | ホンダ | 6,726 | 110.1 |
| 12 | アルファード | トヨタ | 6,206 | 77.2 |
| 13 | ジムニー | スズキ | 5,894 | 233.1 |
| 14 | アクア | トヨタ | 5,596 | 73.4 |
| 15 | ハリアー | トヨタ | 5,183 | 81.9 |
| 16 | ステップワゴン | ホンダ | 4,824 | 86.1 |
| 17 | ソリオ | スズキ | 4,498 | 82.2 |
| 18 | プリウス | トヨタ | 4,319 | 55.3 |
| 19 | RAV4 | トヨタ | 4,111 | 171.9 |
| 20 | フィット | ホンダ | 3,885 | 90.9 |
| 21 | デリカD5 | 三菱 | 3,378 | 146.3 |
| 22 | クラウン | トヨタ | 3,206 | 67.6 |
| 23 | ランドクルーザー | トヨタ | 3,048 | 85.0 |
| 24 | フォレスター | SUBARU | 2,754 | 105.5 |
| 25 | CX-5 | マツダ | 2,714 | 100.9 |
| 26 | ヴェルファイア | トヨタ | 2,390 | 74.8 |
| 27 | エクストレイル | 日産 | 2,106 | 97.0 |
| 28 | MAZDA2 | マツダ | 2,090 | 97.1 |
| 29 | クロスビー | スズキ | 2,073 | 194.8 |
| 30 | bZ4X | トヨタ | 2,070 | 9000.0 |
| 31 | インプレッサ | SUBARU | 1,945 | 65.2 |
| 32 | スイフト | スズキ | 1,790 | 69.6 |
| 33 | WR-V | ホンダ | 1,595 | 53.8 |
| 34 | ZR-V | ホンダ | 1,567 | 63.5 |
| 35 | ロッキー | ダイハツ | 1,545 | 106.3 |
| 36 | NX350H | レクサス | 1,524 | 75.3 |
| 37 | LBX | レクサス | 1,380 | 75.7 |
| 38 | シビック | ホンダ | 1,295 | 87.3 |
| 39 | CX-30 | マツダ | 1,262 | 77.9 |
| 40 | MAZDA3 | マツダ | 1,176 | 84.9 |
| 41 | リーフ | 日産 | 1,175 | 371.8 |
| 42 | フロンクス | スズキ | 1,137 | 74.5 |
| 43 | レヴォーグ | SUBARU | 1,059 | 66.0 |
| 44 | ロードスター | マツダ | 888 | 148.2 |
| 45 | アウトランダー | 三菱 | 856 | 167.2 |
| 46 | トール | ダイハツ | 719 | 101.6 |
| 47 | ハイエースワゴン | トヨタ | 705 | 278.7 |
| 48 | キックス | 日産 | 676 | 60.8 |
| 49 | オデッセイ | ホンダ | 670 | 67.7 |
| 50 | CX-60 | マツダ | 639 | 28.8 |
※前年比は算出方法により調整。一部発売1年未満を含む。
Image:Toyota
メーカー別動向:2026年2月の市場を読み解く
トヨタ:盤石のトップ3とBEVへのシフト
トヨタはトップ3(ヤリス、シエンタ、カローラ)を独占してはいますが、注目は30位のbZ4X。
前年比9000%という驚異的な伸びを見せており、デモカー配備や法人需要だけでなく一般層へのBEV浸透が加速していることが伺えます 。
また、ヴォクシーが前年比127.5%と好調で、ミニバン市場での強さを見せつけているものの、ヤリス、カローラ、プリウスといったかつての人気モデルの販売に陰りが見えているのはちょっと心配なところです。
スズキ:趣味車とSUVが絶好調
そして今月の台風の目はスズキ。
ジムニー(13位)が前年比233.1%、クロスビー(29位)が194.8%と、他社が苦戦する中で突出した成長を見せており、納期遅延の解消や、個性を重視するユーザー層の支持が明確に数字に表れています。※ジムニーの場合、単純に「ノマド」の販売が貢献しているのだと思われる
Image:Suzuki
ホンダ・日産:ミニバンとコンパクトの安定感
ホンダは「フリード」が5位とトップ5を死守。
日産は「セレナ」が8位、「ノート」が10位と、それぞれ主軸モデルが安定した順位を保っています 。
特筆すべきは日産「リーフ」で、41位ながら前年比371.8%と再評価の兆しが見えており、この流れを見るに「BEVそのものが評価されつつある」のかもしれませんね。
注目車種のピックアップ・スペック比較
今月、特に市場を驚かせた2台をピックアップしてみると・・・。
スズキ ジムニー
- 特徴:世界的に類を見ない本格オフローダー。2026年に入り供給体制が安定、ノマドのデリバリーも好調
- 人気の理由:流行に左右されないデザインと、圧倒的なリセールバリュー
- 今月の実績:5,894台(前年比233.1%)
トヨタ bZ4X
- 特徴:トヨタ渾身のフル電動SUV
- 人気の理由:マイナーチェンジによって航続距離と信頼性が向上、充実したサブスク/リースプランの浸透
- 今月の実績:2,070台(前年比9000%)※bZ4X「ツーリング」の発売によってさらに販売が増えるものと思われる
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結論:2026年の車選びはどう変わる?
2026年2月のデータから見えるのは「定番への信頼」と「電動化へのシフト」の二極化。
販売が減少したといえどヤリスやカローラのような定番車が依然として強い一方、bZ4XやリーフのようなBEV、そして趣味性の高いジムニーの急伸は、消費者のニーズがより細分化されていることを示しています。
Image:Nissan
「みんなが買っているから」ではなく、「自分のライフスタイルにBEVは合うか?」「趣味を最大化できる車はどれか?」という視点での車選びが、2026年のスタンダードになりつつあるのかもしれません。
ただ、いぜんEVのリセールは強くなく、よって1年後くらいにはbZ4Xが「安価にて」中古市場に出回る可能性も否定できず、その場合は「足グルマ」として拾ってもいいんじゃないかとも考えています。
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参照:日本自動車販売協会連合会














