| いつの間にこんな傷がついたのか、全く身に覚えがない |
しばらくクルマに乗っていると色々なことが起きるもので、今回はポルシェ718ケイマンのフロントバンパーに「見覚えのない傷」があるのを発見。
この傷はどうも硬いものが当たった「擦り傷」のように見え、鋭利に、かつまっすぐ前から後ろに向かって傷がついています。
いったいどういったものが当たればこういった傷がつくのかと考えてみたところ、「ダンボール」や「バッグ」などが擦れるとこうなるんじゃないか、という感じ。
ただ、ダンボールにしては面積が狭く、バッグにしてはまっすぐに傷が入りすぎなので、なにか別のものかもしれません。
いずれにせよ、走行中に飛来物と接触した記憶はないため、どこかに駐車していた間にこの傷がついたということになりますね(意図的に付けられたものではないと判断できるところがまだ幸い)。
もしかすると駐車中に、強風で何かが飛んできてボディを掠めたのかもしれません。
まずは補修を試みる
傷がついているのはおおよそ3箇所。
画像の1,2,3が該当している部分ですが、「2」がもっとも深刻です。
なお、これは「傷」であって何か汚れが線状に付着したわけではないということは確認済み(茶色い色素が付着していることも確認できる)。
下地が出るほど深い傷ではないものの、見たところ簡単に除去できる傷ではないことも明らかです。
ただ、このまま放置しておくこともできないため、まずは補修を試みることに。
そこで用意したのは鏡面仕上げ用のケミカル。
これで磨いてみようということですね。
ケミカルをウエスに染み込ませ、キュッキュと磨いてみたところ、ずいぶん傷が浅くなったようです。
ただし完全には除去できず、今後どうするかはちょっとした悩みどころ。
気分的には補修したいところですが、フロントバンパーを再塗装すると「飛び石で再塗装した塗料が剥がれやすくなり」、別の箇所に飛び石傷がついてそれらが目立ったりすることも考えられます。※オリジナルの塗装に比較して再塗装は弱く、一般的に剥がれやすい
そう思うと、今回はこのまま置いておいて、もし他に「補修が絶対的に必要な」傷がついてしまったとき、あわせて再塗装を試みるのが良いのかもしれませんが、ひとまずはこのままにしておき、様子を見たいと思います。
なお、1と3については肉眼で確認できないレベルにまで傷を消すことができていて、これらについては「助かった」と胸をなでおろしています。
ポルシェ718ケイマンは災難続き
なお、ポルシェ718ケイマンは納車後1年半で28,000キロを走り、その間にはいくつか災難も。
まずは完全にぼくの不注意ではあるものの、フロントバンパーそしてサイドステップをこすってしまったことがあり、業者さんに依頼して再塗装を行っています。
ちなみに「破損による再塗装」を行ったのはぼくの車歴の中でも非常に稀で、2010年あたりのフォルクスワーゲン・シロッコ以来(これは駐車中に自転車が倒れてきて出来た傷であり、ぼくに帰責性はない)。
加えて、高速道路走行中に「飛び石でフロントガラスにヒビが入る」という案件も経験していて、これもぼくの車歴の中では2003年にポルシェ・ボクスターS(986)で経験して以来です。
今日のポルシェ718ケイマン。空港へ→飛び石でウインドウが割れる→飛来物でバンパー損傷→空港に着くと台風で欠航。こんな日もあるわな・・・。
所有期間中、どんなに長い距離を走ろうとも「何も起きない」クルマがある一方、所有期間が短かったり、走行距離が短くとも「不幸が重なる」クルマもあり、どうやらポルシェ718ケイマンは後者のようですね。
数人に聞いた話だと、やはり同様に「(トラブル含め何かが起きるクルマは立て続けに何かが起きるが、そうでないクルマは何も起きない」ということがある模様。
そうなるとお祓いでもしたほうがいいのかと思う今日このごろです。