| もはやインスタ女子と中国人観光客の街に |
ぼくは定期的に香港を訪れますが、最近特に感じるのが「カメラ女子の増加」。
インスタグラムにアップする画像を撮影するためだと思われ、そして主に日本そして韓国の女性が大きなカメラをぶら下げて歩いている様子を多く見かけるようになった、と感じています。
セントラルはインスタ映えする地形や壁の宝庫
とくにセントラル(中環)あたりではその傾向が強く、最近人気なのはこういった「坂」。
この坂を登っている様子を友人同士で撮影したり、彼氏に呼ばれて「え?なあに?」と振り返ったような様子を撮影したり、といった感じですね。
そしてセントラルにはこういったアーティスティックな壁がたくさんあり、これを背景に写真を取るのが大流行中。
アートっぽい雰囲気、香港特有の地形、そしてレトロかつ雑多な雰囲気が人々を惹きつけるのだと思われます(ぼくも好きですが)。
中にはこういった「落書き」も。
こちらは同じセントラルでもフェリーターミナル付近。
最近この観覧車は経営元が変わり、周囲に様々な遊具が増設されて雰囲気が大きく変わることに(料金も下がった)。
そしてフェリーターミナル付近にもこういったアートが出現。
やはり中国人観光客多し
そこからフェリーに乗って九龍島のカントン(広東)ロードへ。
中国人観光客がツアーバスで乗り付け、ブランド品を爆買いしてゆくことで有名な地域ですね。
そして中国における人気ブランドも刻々と変化するようで、以前はバーバリーとコーチ、その後はプラダとルイ・ヴィトンとカルティエ、そして最近ではグッチとエルメスが大人気。
特にグッチは開店前から閉店まで「入店待ち」の人々で長蛇の列ができています。
ちょっとわかりにくいですが、画像右のバンはアイスクリームを販売する「移動屋台」。
香港の名物ですが、ちょっと前までは「現地の人がたまに買う」くらいだったものの、ここで買ったアイスクリームをインスタグラムに上げるのが大人気となり、ここも朝から晩まで長蛇の列。
カルティエの前。
クリスマスツリーとパンサーがありますね(香港では2月の旧正月あたりまでクリスマスの飾り付けが残っている)。
香港で拡大中のモンクレール。
この銅鑼湾店は以前からあるものの、広東ロードにも新規にショップがオープンし、それを記念してトラム(路面電車)にもモンクレールのラッピング、そして香港の街なか数カ所に大量のモンクレールを着たオッサンのオブジェが昨年末に登場しています。
ただ、香港の平均気温は高くモンクレールのお世話になる機会はさほどないと考えられ、これも中国人観光客向けなのかもしれません。
他の画像はFacebookのアルバムに保存しています。