| 今回は「腕時計を目立たせねばならない」機会のためにこの一本を購入 |
ルイ・ヴィトン「タンブール」は識別性が非常に高いキャラ立ち腕時計
さて、ルイ・ヴィトンの腕時計「タンブール ダミエ コバルトV クロノグラフ46(Ref.QA090Z)」を購入。
ルイ・ヴィトンの腕時計は購入時にストラップを選べることが大半で、このタンブール ダミエ コバルトV クロノグラフ46も「キャンバス」「ラバー」カーフ」「アリゲーター」「メタル」「エピ」「ダミエ」を選ぶことができ、ストラップによっても価格は変わるものの、今回の購入金額は1,857,900円。
部分的にゴールドが使用されており、かなり目立つ部類の腕時計ですが、ときに「目立たねばならない」こともあって、そしてそういった際に着用する一本として活用したいと思います。
その他にはこんな選択肢もある
なお、購入時にはぼくの本来欲しかったストラップが店頭になく、後に改めてストラップを交換することを前提に、今回はちょっと変わった色味を持つ「グリーン(ヴェール)アリゲーター」を選択することに。
参考までに、ほかにはこんな選択肢も。
これらはごく一部ですが、ベルト左右(上下?)や遊環のカラーが異なる「クレイジーカラー」はなかなか面白い選択ですね。
ストラップの価格はおおよそ75,000円くらい〜50,000円くらいで、改めて本体カラーと同じ「コバルト(ネイビー)」を購入したいと思います(それぞれのベルトにはバックルも付属するのですが、バックル無しでいいので、価格をもうちょっと安くしてほしい)。
タンブール ダミエ コバルトV クロノグラフ46はこんな仕様を持っている
タンブール ダミエ コバルトV クロノグラフ46のケースサイズはネーミングの通り46ミリ。
ただしタンブール=太鼓というモデル名が示すように上(この場合はダイヤル)の方が狭くなっていて、そのためダイヤル直径が小さく、その数字ほどは「大きくない」という印象です。
ケース素材はコバルト(ネイビー)のコーティング。
ケース周囲には「LOUIS VUITTON」のロゴ入り。
なお、「LOUIS VUITTON」はちょうど12文字なので、文字盤状の数字やインデックスとシンクロし、バランス良く配置されています。
プッシュボタン、そしてホーン(ラグ)はピンクゴールド。
ネイビーのケースにピンクゴールドのケースという組み合わせが「他ブランドにはない」エキゾチックさを演出しているようですね。
サファイアクリスタルには無反射コーティングが施され、そのため文字盤の視認性は非常に良好。
文字盤はネイビーのダミエ柄、そして「12」「4」「8」の文字、バーインデックス、オープン型のハンズ(針)、スモールダイヤルの外周などもピンクゴールド。
文字盤には「V」がゴールドとホワイトで再現され、これはルイ・ヴィトンがアメリカズ・カップのスポンサー活動を行なった際に使用したシグネチャーで、現在はその範囲を超えて広く使用されているようですね。
ちなみにぼくは、この「アメリカズ・カップ」系の製品をいくつか持っていて、それらとも相性が良いというのも今回この腕時計を購入した理由の一つ。
ケースバックはスケルトン、そして「LV」シグネチャー入り(裏蓋を留めるビスもゴールド)。
100M防水、パワーリザーブは42時間という「標準的な(もしくはそれよりもちょっとした)」スペックです。
リュウズ(クラウン)はラバー巻き。
ストラップはグリーンのアリゲーターですが、けっこう柔らかく腕にフィット。
バックルはゴールドではなくステンレススチールのポリッシュ仕上げです(ちょっとミスマッチ)。
タンブール ダミエ コバルトV クロノグラフ46はこんなボックスに入っている
こちらはタンブール ダミエ コバルトV クロノグラフ46のボックス。
ルイ・ヴィトンらしいレザータブによる開閉式。
説明書や購入証明、ギャランティー、メッセージカード等が同梱されます。
ルイ・ヴィトンの腕時計「タンブール」はボクのお気に入り
ルイ・ヴィトン筆頭のLVMHグループは現在ゼニス、ウブロ、タグ・ホイヤー等の腕時計ブランドを傘下に収めますが、ゼニスを買収した後、ゼニスの保有する名ムーブメント「エル・プロメロ」を今後他社に供給しないと発表したのは有名な事件として知られます。
これによってロレックスはじめ多くのメーカーがクロノグラフ用ムーブメントを自社開発しなくてはならなくなり、逆にルイ・ヴィトンは買収した腕時計メーカーのノウハウを活用し、念願の腕時計業界へと参入を果たしますが、その際の武器としても「エル・プリメロ」搭載モデルを活用したことも。
さらには後発メーカーとして他社よりも優位に立つためにデザイン性を強化しており、そこで用いたのが「タンブール=太鼓」モチーフのケースです。
加えてスポンサーを務めるアメリカズ・カップ、もともと旅行用のトランクにルーツを持つということから「陸海空」それぞれの旅をデザインに落とし込んだシリーズを展開したり、おなじみ「LV」シグニチャーを文字盤や針、そしてストラップのデザインに採用するなど、とにかく「ブランディングの塊」なのがタンブール。
よってその識別性は非常に高く、およそブランド好きであればひと目で「ソレ」とわかるほか、これを着けているとキャバクラでの注目度が上がるという話もあるほどですが(ぼくはキャバクラに行かないので実際にはわからない、あくまでも聞いた範囲)、それだけキャラが立っており、位置づけとしてはシャネルJ12やベル&ロスのBR01/BR03あたりとよく似ている、と思います。
つまり性能を云々する腕時計ではなく、あくまでもそのデザインを楽しむタイプの腕時計ということになり、ぼくはこういった「身につけて楽しい」と感じる腕時計が大好きなわけですね。
ルイ・ヴィトン・タンブール ダミエ コバルトV クロノグラフ46を紹介する動画はこちら
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