| うすうす感じてはいたが、実際に面と向かって言われるとちょっと驚く |
ただしボクは人からの評価を気にすることはなく、今後も天上天下唯我独尊で行きたいと思う
さて、動画撮影用のデバイスを改良したので紹介したいと思います。
ぼくはよく運転中の動画を公開していますが、「いったいどうやって撮影しているのか」と質問を受けることが多々あります(カメラを手に持ったまま運転していると思われたこともある)。
その撮影方法は「1.サンバイザーにクリップでカメラを固定」「2.キャップのツバにカメラを固定」というもので、後者については以前に「カスタムキャップ」を紹介しており、しかし今回「第二弾(Ver.2)」を作成したので、その内容を紹介したいと思います。
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動画撮影用デバイスを2つ改良!「1.バリーのキャップにGoProマウントをボルト留め」「2.ウラカン用室内撮影マウントを上方向へ延長」
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第一弾の撮影用キャップはこんな感じだった
まずこちらは最初に作成した撮影用キャップ(Ver.1)。
BALLY(バリー)製ですが、これを選んだのは「キャップそのもののフィット感が高く、帽体も”深い”ため、頭との接触面積が大きく、(重量のある)カメラを固定してもキャップがずれず、かつツバが硬く、帽体と強固に取り付けられている」という理由(キャップ自体の剛性が高い)。
こんな感じでカメラ(GoPro)を取り付けることになります。
ただし撮影用キャップVer.1には欠点もあった
ただ、この撮影用キャップVer.1には問題もあり、それは「カメラの位置が高い」ということ。
マウントの構造上どうしてもカメラがツバから数センチ浮いてしまい、この数センチ、ひいてはカメラそものの形状、キャップを被るという性質上、どうしても「レンズの位置が自分の本来の目線より十数センチ高くなる」わけですね。
ルーフが高く、フロントウインドウの上下が高いSUVであればとくに問題はないのですが、ルーフの低い車だとこんな感じで「ルーフばっかりが写り込んでしまう」ことに(この車両はベントレー・コンチネンタルGT)。
撮影用キャップVer.2は可能な限りカメラの位置を下げてみた
そして今回撮影用キャップVer.2の制作を行うこととなりますが、用意したのはニューエラのキャップ。
これを選んだのは帽体がしっかりしていること、そして額に当たる部分に、(被ったときに)額との隙間ができること(これ重要)。※画像はマウントベースを仮止めした状態
さっそく撮影用キャップVer.2の製作にかかることとし、まずはマウントベースを取り付ける位置をマーキング。
今回はツバではなく帽体へとマウントベースを取り付けます。
その後はポンチで穴を開けます(ぼくの家には様々なツールがあり、たいていの軽作業ができる)。
ただし帽体に直接マウントベースを固定すると、いかに頑丈なニューエラといえど、ハードなドライビングではブレが生じる可能性が大。
よって塩ビ板でこういった補強プレートを作ります(これにもポンチで穴を開けてある)。
帽体にこの塩ビ板を挟み込み・・・。
そしてマウントベースをビスとボルトで固定開始(ボルトは軽量化を意識してポジポリーニ)。
裏面はこういった感じでボルトとナットが露出しますが、下の方はもともと帽子に取り付けられてある汗留めがクッションになるので問題なし。
上の方はもともと「帽子と額との間に隙間がある」ため額にボルトが当たることはなく、これも問題なし。
両方とも気になるのであれば、スポンジテープを貼るか、もしくはボルトの頭を削ったり、短いボルトに変更すれば問題ないかと思います(袋ナットを使用してもいい)。
そしてマウントを取り付けた状態がこちら。
これによって以前のバージョンよりはわずかにカメラの位置が低くなり、加えてカメラ位置が頭の中心に近づくことで「首を振ったときに映像がブレにくい」仕様となっています。
以前のバージョンに比較すると、かなり低い位置へと移動していることがわかりますね。
これ以上レンズの位置を下げようとなると、もうツバをカメラ型にくり抜いてそこにカメラを入れるしかなさそうですが、そうなるとバッテリーの交換を即座に行うことが難しく、そのほかにも様々な要解決事項があるため、しばらくはこの仕様で様子を見てみたいと思います。
なお、SONY製のスリムなアクションカムを、クリップにてキャップの横(こめかみあたり)に固定することも考えてみたものの、そうなると固定した側と反対側の映像を捉えにくく、やはりカメラは「正面」のほうがいい、という結論に至っています。
ちなみにカメラ(アクションカム)については、参入してきたメーカーが相次ぎ撤退しており、そうなるとサポートや周辺機器充実といった点でも不安や不足が出てくるため、ぼくはその安心と拡張性を重視して「GoPro一択」。
ちなみに「1」と貼ってあるのはカメラの管理番号で、GoProは合計5台を使用しています(それぞれ役割が異なり、設定も変えてある)。
ボクはもうすでに変な人だと思われていた
撮影用キャップVer.1からVer.2へと移行するにあたり、帽体側にマウントを付けることを予め決めており、そこで「帽体がしっかりしているキャップを探している」という話を知人にしたところ、知人いわく「じゃあ自転車用のヘルメットなんかどうです?あれだとまず形が崩れることはないですよ」。
そしてぼくは「いや、自転車用のヘルメットを被って歩いてたりクルマに乗ってると変じゃないですか?なんか危ない人みたいですよ」。
さらに知人は「アハハ。いや大丈夫でしょう。すでに変な人だと思われているから問題はないと思いますよ」。
そこで「ああぼくは他人からそんなふうに見られているのか」と思い知らされることになったわけですが、より良い動画コンテンツをお届けするのは、羞恥心を捨てたり、様々な障害を乗り越えてゆくこととと見つけたり、という感じです。