| 吉田カバンは「ブランドパワーランキング」のヒエラルキー外にあり、価格に左右されない独自のポジションを持っている |
よってどこへ持っていってもまず恥ずかしく感じることはない
さて、吉田カバン「ポーター / PXタンカー 2ウェイ・バーチカルトートバッグ(59,400円)」を購入。
ぼくは吉田カバンの製品を高校生の頃から途切れることなく愛用していて、正直いうと「あらゆるバッグブランドの中で、吉田カバン(とくにポーターシリーズ)が総合得点ではトップであろう」と考えています。
もちろん今までに様々なハイブランドのバッグ、タフな実用品ブランドのバッグなど様々なバッグを実際に自分のお金で購入し使用してきたものの、やはり吉田カバンの製品がトータルでは一番じゃないかというのが正直な印象です。
なぜボクは吉田カバンの製品を愛用するのか
なお、この「総合得点」「トータル」で一番ということには注意を要し、これは「特定のベクトルだけを抜き出した場合だと、必ずしも吉田カバンがトップではない」ということを意味します。
たとえば堅牢性ということになればボブルビーやセロハリバートン、リモワが優れますし、高級感といった点ではやはりエルメスやルイ・ヴィトンのほうが優れ、拡張性だとブリーフィングに軍配が上がるかと思います。
ただ、吉田カバンはその軽量性や実用性、知名度、リセールといった点を高く評価しており、最近だとフェンディやヴァレンティノ・ガラヴァーニとのコラボレーションによってラグジュアリーブランドと同等レベルの認識をされる機会も増えており、さらにはG-SHOCK等のコラボ展開を行うことでストリート方面での存在感もより強化されることに。※さらには様々なブランドが世界中で”別注”をかけることによって各国・各国でのプレゼンスも向上している
よって、吉田カバンは”ほとんどのシーン”において「持っていて恥ずかしい思いをすることがない」ブランドの一つであり、たとえハイブランドの製品に比較して価格が安くとも気後れすることはないと(ぼくは)考えているわけですね。
クルマで言えばミニやスマートのようなもので、「同じモノサシで他のクルマと比較することが無意味」な存在だと考えるとわかりやすく、小さいからといって大きく高級なクルマに比較して劣っているという判断ができないという事情によく似ているかもしれません。
腕時計だとG-SHOCKやスウォッチと同様であり、ぼくがオーデマ ピゲの腕時計を愛用する一方、G-SHOCKやスウォッチもこよなく愛するという事実もこういった考え方に起因するものと思われます。
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「ポーター / PXタンカー 2ウェイ・バーチカルトートバッグ」はこんな製品
そこでこの「ポーター / PXタンカー 2ウェイ・バーチカルトートバッグ」を簡単に紹介してみたいと思いますが、この「PX(ポーター・エクスチェンジ)タンカー」シリーズは吉田カバンの名作「タンカー」をベースにミルスペック仕立てとしたもので、通常のタンカーに比較すると実用性やミリタリーテイストが(そして価格も)向上したシリーズ。
デザインモチーフは「MA-1」であり、よって今回購入した「ブラック」であってもオリーブグリーンのテープや・・・。
ストラップが使用されており、これがちょっとしたアクセントに。
ちなみにこのカラーリングは以前に購入した「ライカ Q2レポーター」とマッチしており、これもPXタンカーシリーズに惹かれた理由のひとつ。
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内側はオレンジで、これは「内部が明るい」「コントラストカラーとなる」ことで目的の収納物を見つけやすいという効果があります(インナーがブラックだと、中に入れたものを目視しにくい)。
ちなみに「底板」があるので打撃から収納物を保護することが可能となっていますが、ぼくは念のためこの下に一枚「スポンジ」を挟んでいます(そうすることでより衝撃吸収性が高まり、カメラなど電子機器への保護性能が高まる)。
生地はもちろん三層ボンディング。
柔らかいために攻撃性が低く、かつ衝撃吸収性や保温性にも優れます(抱きかかえれば体温が移って暖かくなるので、極寒下で役に立つこともある)。
内外とも収納性に関しては申し分なく、そしてポーターらしく「外にポケットがたくさんある」のは非常に便利です(ぼくはバッグの中ではなく外に収納するという考え方を好む)。
ちなみに今回購入したのは「L」サイズで、幅380ミリ、高さ360ミリ、マチ150ミリというサイズを持ちますが、ほかに「M」「S」も存在します。
なお、こういった感じでエルメスのチャームでも付けておけばさらに「どこへ持っていっても恥ずかしくない感」がさらにUPし、できればもっと「エルメスっぽい」見た目の(馬の形をしたロデオなど)チャームだと威力倍増。
たとえば旅行など「(破損などを避けるため)高価なバッグを持って出かけにくい場合」であっても、この仕様であれば臆せず持ち歩くことができ、さらには出先でブランドショップに入ることになったとしても気後れすることはないかもしれません。
ちなみに今回、ポーター / ドライブのポーチもあわせて購入したのですが、昨今のインフレにて価格が13,200円に値上がりしているのにはびっくり。
以前に購入した際には4,800円くらいだった記憶があり、しかし様々な事情を考慮するに「やむなし」なのかもしれません(もしかすると、あと数年にはこのポーチが2万円くらいする時代が来るのかもしれない)。
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