| 九龍城砦の再現はまさに「魔物の巣窟」である |
取り壊されたのは1994年、今でも「当時の住人」は数多く残っているはずである
さて、日本でも封切られた香港映画、「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」。
これはもはや伝説となった九龍城を舞台の一つとした映画ですが、撮影のためのセットが「あまりに再現度が高く」香港でも話題となっており、これまでには香港国際空港へと展示され、そしてこのAIRSIDE(エアサイド)へと移転し拡大展示がなされています。
ちなみにこのエアサイドはかつて(街なかにあり、建物スレスレの状態で着陸することで知られていた)啟德(カイタック)空港の跡地にできた商業施設であり、今後も同じ敷地内に続々あたらしい施設がオープンすることで注目を集めています(空港跡地ということで、あちこちに「空」「飛行機」をモチーフにした意匠が見られる)。
「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」のロケセットはまさに九龍城そのものであった
そこでこのイベントの入口はこう。
ありがたいことに「無料」という太っ腹な催しなので多くの人が来場すると聞いていて、よって「平日の午前中」というもっとも人が少なそうな時間帯を選んでの訪問です。
そして中に入るとこう。
手前にある雑貨店では・・・。
チュッパチャップスや・・・。
当時の駄菓子などが忠実に再現。
これは当時のマンガ。
屋根を伝って縦横無尽に走るケーブルもおそらくは「当時のまま」。
スーツや靴の仕立て屋に・・・。
「病院」も。
こちらは歯医者に・・・。
銀歯などのサンプル。
食堂も。
当時の調味料に・・・。
ブラウン管テレビもしっかり再現。
こちらは「麻雀部屋」で・・・。
この雑多さがなんとも九龍城。
こちらは理髪店。
やはり様々な小物がいい感じですね。
ビデオテープや・・・。
家電修理店にはカセットテープ、ラジカセにビデオデッキなども多数置かれており、よくここまで集めたな、と関心させられます。
こちらの炊飯器は「ナショナル」ブランド。
郵便受けもあるものの、郵便配達員は(目的の部屋にたどり着くまでに)さぞや苦労したことと思われます。
そのほか、カラオケに昔のレコードや・・・。
当時の切り抜きを再現するといった細かい演出も。
香港映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」のロケセットを見てみた際の動画はこちら
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