![アストンマーティンDBXはこうやって製造される。ライバルとは異なりその大部分が手作業によって行われているようだ【動画】](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2023/12/Astonmartin-DBX.png)
| アストンマーティンによれば「完璧なシートを作れるのは人間だけ」でありロボットでは製造できないそうだ |
さらには制振材は防音材も人の手によって丁寧に配置される
さて、アストンマーティンDBXを製造する樣子を収めた動画がYoutube上へと公開されることに。
この工場はウェールズ州セント・アサンにてアストンマーティンが元英国空軍基地の払い下げを受け、その内部を工場へと改装して運営しているもので、主にDBXが生産されています。
なお、もともとの本社工場(ゲイドン)の樣子については別途動画が公開されていますが、現在アストンマーティンは他ブランドとの差別化のため「高級」を強く押し出しており、そのためライバルとは異なって「機械化よりも手作業」による生産方法を選んでいるようですね。
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アストンマーティンはこうやって作られる。1台を製造するのに200人が携わり、ロボットよりも多くの人が作業を行う「手作り」を貫いている【動画】
| アストンマーティンは生産性よりもカスタマイゼーションによる収益性を目指す | この時代、「手作り」は他のブランドにはない排他性になうる さて、これまでにもポルシェやフェラーリ、ランボルギーニなどの ...
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アストンマーティンDBXはこうやって生産されている
動画ではDBXのホワイトボディがペイントされるところからスタートしており、見る限りでは塗装にかなりの手間を費やしているもよう。
![5](https://live.staticflickr.com/65535/53410979827_536dbed255_c.jpg)
まずはサフェーサーを塗り、それを丁寧に磨いてゆきます。
![7](https://live.staticflickr.com/65535/53411898931_d6d8ccc4b7_c.jpg)
その後塗装ブースではロボットを用いてペイントし・・・。
![20](https://live.staticflickr.com/65535/53412070278_1e5a7accfa_c.jpg)
角度的にロボットでは塗装が難しいところは職人が手作業にて吹付けを行います。
![4](https://live.staticflickr.com/65535/53412228679_beee3d6fab_c.jpg)
そしてまた磨くという繰り返しとなりますが、こうやってアストンマーティンの美しい塗装が仕上げられてゆくわけですね。
![3](https://live.staticflickr.com/65535/53412228689_a6a337b7d9_c.jpg)
仕上がったボディはいったん格納され・・・。
![19](https://live.staticflickr.com/65535/53412343150_5411068699_c.jpg)
工場内のまた別のラインではエンジン含むドライブトレーンが組み立てられることに。
![18](https://live.staticflickr.com/65535/53410979802_8ca5d784f7_c.jpg)
こちらもかなりの割合が手作業にて進められます。
![17](https://live.staticflickr.com/65535/53412228739_539b497df3_c.jpg)
内装も並行して製造され、こちらは「刺繍マシーン」。
![27](https://live.staticflickr.com/65535/53411913061_9800a3cab4_c.jpg)
アストンマーティンのウイングエンブレムが猛スピードで刺繍されてゆき、ここはこの工場における数少ない「完全に自動化された」パートです。
![26](https://live.staticflickr.com/65535/53412070243_12bed8b453_c.jpg)
その後はシートのフレームにクッションやレザーが貼られてゆきますが、アストンマーティンによれば「クッションを完璧に取り付けることができるのは人間のみであり、人間のみが優れた座り心地を実現できる」。
![2](https://live.staticflickr.com/65535/53412070308_f31ce40e50_c.jpg)
車体とドライブトレーンが「マリアージュ」した後に・・・。
![22](https://live.staticflickr.com/65535/53412228624_ab02c7ddfa_c.jpg)
インテリアが組み込まれます。
![25](https://live.staticflickr.com/65535/53412228604_2ce367035e_c.jpg)
やはりほとんど手作業にて組み立てが行われますが、制振材や防音材が大量に使用されており、こういったデリケートも作業はロボットでは不可能なのかもしれませんね。
![1](https://live.staticflickr.com/65535/53410979652_d5e51a4aed_c.jpg)
その後は外装パーツを取り付け・・・。
![116](https://live.staticflickr.com/65535/53411898781_bb6a642eb4_c.jpg)
完成となり、それぞれのオーナーの元へと旅立ってゆくことに。
![23](https://live.staticflickr.com/65535/53412343210_f37bcc18ca_c.jpg)
アストンマーティンDBXが製造される樣子を収めた動画はこちら
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