| 動画ではアストンマーティン・ヴァルキリーのエンジンスタート、走行する様子も |
ボディサイドにあすとんまーてぃんのエンブレムが描かれる仕様は「珍しい」
さて、英国のアストンマーティンディーラーにて「ヴァルキリー・スパイダー」納車第一号車が公開。
動画にはほかにクーペ版のアストンマーティン・ヴァルキリー、DB5、そしてフェラーリ・デイトナSP3が登場しますが、これらはなんとすべて「同じオーナー」の所有物だと紹介されています。
なお、ディーラー内にはDBX707など様々なアストンマーティンが展示されており・・・。
こちらが同じオーナーのフェラーリ・デイトナSP3(限定生産599台)。
なお、ナンバー「プレート」ではなくナンバー「ステッカー」仕様となっていて、どういった基準でこれらが使い分けられるのかは不明です。
アストンマーティン・ヴァルキリー・スパイダー「納車の儀」はこうやって執り行われる
そこでここからはヴァルキリー・スパイダー納車の様子。
まずショールームにはクーペ版のヴァルキリー、そしてヴァルキリー・スパイダーが展示されていますが、このヴァルキリー・クーペもまた以前に「英国でのヴァルキリー納車第一号」そして「シャシーナンバー70番」だと紹介されており、ヴァルキリー・スパイダーもやはり英国納車第一号、そしてシャシーナンバーは「(もちろんジェームズ・ボンド由来の)007」だとされるので、このオーナーさんは相当に地位の高い顧客ということになりそうですね。
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ちなみにヴァルキリー・クーペ(限定生産150台)のボディカラーは「サンバーストイエロー」。
対するヴァルキリー・スパイダー(限定生産85台)は「ブリティッシュ・レーシンググリーン」。
ボディカラーはもちろんホイールのフィニッシュも両者の間で異なっており、様々なチャレンジを好むオーナーさんなのでしょうね。
両者ともにエンジンに火を入れてショールームからクルマを出し・・・。
DB5(887台しか生産されていない)も並べてまずは記念撮影。
ボディサイドにはアストンマーティンのロゴとウイングエンブレム(これらが描かれるのはかなり珍しい)。
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その後は「数億円」の大移動
そして撮影が終わった後は少しだけ移動を行っており、ヴァルキリー・クーペ、ヴァルキリー・スパイダー、フェラーリ・デイトナSP3、DB5が連なって場所を移すことに。
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いずれも1台あたり数億円という価値を誇るため、とんでもない金額が「移動」しているということになりますね。
これらの価値を知る人が見れば「卒倒しそうな」コンボイです。
その後はまたショールームへと3台のクルマを納め・・・。
おそらくはこれから「納車パーティー」が開かれるのだと思います。
イギリスでの納車第一号となるアストンマーティン・ヴァルキリー・スパイダーを収めた動画はこちら
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参照 / Photo:TFJJ