| 人材は豊富だがそれらをうまく使えるのか |
ヒュンダイがポルシェやフェラーリ/ランボルギーニに対抗するスーパーカーを開発する意向を持っている模様。
これはラスベガスにて開催されたCESにて、ヒュンダイ副会長ウン・チュル・ヤン氏、そしてデザイン部門を統括するルク・ドンカーヴォルケ氏がメディアのインタビューに対して語ったもの。※画像はヒュンダイの発表した”ヴィジョン・グランツーリスモ”N2025
ヒュンダイは本気を見せている
これによると「我々は現在スーパーカープロジェクトを進めており、近いうちに実際に評価を行う」とのこと。
すでにヒュンダイはBMW Mパフォーマンスのチーフであるアルバート・ビアーマンを引き抜いており、同氏そしてヒュンダイのパフォーマンス部門「N」によってこのスーパーカーが開発される模様。
加えてヒュンダイによると、スーパーカーには「非常に興味がある」としており、「真剣だ」とも。
このスーパーカーは2ドアそして小排気量エンジンとハイブリッドということが判明しているほかは「シークレット」とされているようです。
ヒュンダイは外部から優秀な人材を多数獲得
なおヒュンダイは過去にもブランディング担当としてランボルギーニ重役を獲得している他、上述のBMW M部門のチーフ、そしてランボルギーニ・ムルシエラゴ/ガヤルドなどのデザインで有名なルク・ドンカーヴォルケ氏、さらにブガッティ・シロンをデザインしたアレクサンダー”サシャ”セリパノフ氏、ベントレーからも内装デザインスタッフを引き抜いています(現在ヒュンダイと同じグループに属する「キア」自動車のCEOは初代アウディTTのデザイナー)。
ヒュンダイ製スーパーカーがどういった車になるのかは現段階では想像すらできないものの、いろいろな意味で登場が楽しみではありますね。
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