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ベントレーがロングホイールベース版「ベンテイガEWB」正式発表!自動車業界初、ベントレー初の機能や装備を盛り込んだ「ラグジュアリーSUVの新スタンダード」

ベントレーがロングホイールベース版「ベンテイガEWB」正式発表!自動車業界初、ベントレー初の機能や装備を盛り込んだ「ラグジュアリーSUVの新スタンダード」

| ベントレーはこのベンテイガEWBの販売がベンテイガの45%を占めるようになると予想 |

ある意味でこのベンテイガEWBはベントレーのフラッグシップだと言えそうだ

さて、ベントレーが先日予告していたベンテイガのロングホイールベース版、「ベンテイガ・エクステンデッド・ホイールベース(Bentayga Extended Wheelbase)」を同社5番目のラインアップとして追加すると発表。

まず、その概要は下記のとおりです。

  • ベンテイガに比較して180ミリ延長された車体によってクラストップの豪華さを実現
  • 世界初のシートテクノロジーを採用することでウェルネスに注力
  • ライバルに比較してより広いインテリアスペースを確保
  • 世界初のセンサー式温度調整機構をシートに内蔵
  • 3種のシートレイアウトを選択可能(4シート、5シート、4+1シート)
  • クラストップのクラフトマンシップを発揮したインテリア
  • リアホイールステアリングとダイナミックライドを装備し高いドライバビリティを実現
  • インテリアにはベントレー初のダイヤモンドイルミネーションを装備
  • 240億通りのカラーコンビネーションを選択可能
  • より細い糸を使用することで、ベントレー史上もっともソフトなステッチを実現
  • 搭載されるエンジンは4リッターV8(550馬力)
  • 2022年第4四半期から納車開始
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ベントレー・ベンテイガ・エクステンデッド・ホイールベースはこんなクルマ

このベンテイガ・エクステンデッド・ホイールベースは「ベンテイガ」とは異なる名称が与えられるというウワサがあったものの、結果的には「ベンテイガ」の名を名乗っていますが、ベントレーが「第5の」ラインアップとする通り、ベンテイガのバリエーションというよりは「ひとつの独立した車種」だと考えるのが妥当かも知れません。

現在ベントレーはミュルザンヌの生産を終了させており、ベンテイガEWBは、そのミュルザンヌにかわる新しい「ラグジュアリー方面におけるフラッグシップ」と受け取ることもできそうです。

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このベントレー・エクステンデッド・ホイールベースは文字通りホイールベースを180ミリ「延長」していますが、その延長分はすべてキャビンの拡充にあてられ、ベントレーいわく「どのライバルよりも広い室内を持つ」。

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そしてその空間を有効に使うべく、タッチスクリーンにて機能のほぼすべてを操作できたり、40度のリクライニングや、感知機能と連動し自動的に最適な温度へと調整を行うシートを装備していますが、ベントレーいわく「これまでの自動車の歴史において、もっとも高度な機能を持つシート」なのだそう。

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現代のラグジュアリーカーは快適性の向上とともに重量が増加

ちなみにですが、現代のラグジュアリーセグメントのクルマはどんどん重くなっていて、BMWによれば、それは「環境に対応するために触媒が大きくなっていたり、衝突安全基準を満たすために追加された装備よりも、高級になってゆくシートによるところが大きく、特にフロントシートはちょっと前に比較すると1脚あたり40kgは重くなっている」ことが原因なのだそう。

そう考えると、このベントレーのシートは、世界初の機能を備えるとともに、「世界で最も重い」シートなのかもしれません。

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BMW
BMW上層部「もうこれ以上、我々のクルマが重くなることはない。そうしなくても済む解決策を実用化できる地点に到達した」

| なお、クルマが重くなるのは電動化よりも環境規制よりも「消費者が快適性を望むから」だった | フロントシートだけ取っても、快適性を向上させるために40kgも以前より重くなっている さて、BMWにて7 ...

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そしてこの大きく重くなった車体に対し、6リッターW12エンジンではなく「4リッターV8ツインターボ」搭載というのはちょっと意外ではありますが、これはおそらく、メインマーケットとなるであろう中国市場の税制(4リッターを超えると極端に高くなる)を考慮したためなのかもしれません。

ふと思っただけではあるものの、現の在高級車市場では、知識層を意識し「ヴィーガン内装」が増加していて、これは(生物まで含めた)環境に負荷をかけないようにという配慮から来ているかと認識していますが、一方でインテリアがどんどん豪華にそして快適になり、重量が重くなってしまうことに対してはあまり言及されることがなく、いろいろな方面に対してちょっとモヤっとしたものを感じます。

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シートに話を戻すと、この「感知機能」は乗員の体温やシートの温度そして湿度を検知して暖房やクーリング、もしくはその両方の組み合わせによって快適さを保つといい、6つの圧力ゾーンでシートポジションを微調整することで、長時間の移動でも疲れを軽減することができる、とのこと。

そしてドアインナーパネルには、これもベントレー初となる「ダイヤモンド状の切り欠きを通し、LED光が透過する」アンビエントランプが内蔵されています。※「ベントレー・ダイヤモンドイルミネーション」としてオプション設定

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そのほかにも質感や高級感を向上させるための装備は数知れず、たとえばインテリアパネルだと厚さわずか0.0028インチの金属片を手作業にてベニヤ板の表面に接着し、ラッカー仕上げとポリッシュ仕上げを行った「メタルオーバーレイ・イン・ベニヤをオプション」として用意。

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その他の豪華装備としては、ベントレー初となるパワークロージングドア、後部ドアとセンターアームレストのヒーター、新しいデザインのダイヤモンドキルティングなど。

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なお、外観上の(標準ボディのベンテイガに比較して)差別化だと、フライングスパーに採用される縦型スラット採用グリル(奥にダイヤモンドメッシュが見える)、ホイールのミラーフィニッシュ(オプション。絶対に縁石に当てることは避けたい・・・)などがアナウンスされています。

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ベンテイガは「大きな成功を収めた」昨年のベントレーの販売において約1/3を占めるほどの人気であり、ベントレーは今後ベンテイガの販売のうち、45%がこのベンテイガEWBになると予測しているようですね。

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参照:Bentley

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