クルマのカスタムは限界なくどんどん進歩するようだ。ベントレーが「カリフォルニアの風景」を内装にて視覚的に表現した特別仕様車を公開

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｜　さらには顧客が自動車メーカーに求める「カスタム」レベルも年々高くなっており、これもまた技術の発展に貢献しているものと思われる　

プレミアムカーメーカーにとって「カスタム」は想像以上の可能性を持つ市場に

さて、ベントレーは「フェラーリで言うテーラーメイド」に相当するパーソナリゼーション部門”マリナー”を保有しており、ここはでは内外装の仕様変更に対応するほか、「バトゥール」のような少量生産モデルの製造も手掛けます。

要は「不可能はない」といったハイレベルの技術を有する部門でもありますが、今回その新作として公開したのが「エクスプレッション・オブ・テクスチャー・コレクション」なる新シリーズで、車両をキャンバスとしてどういった表現ができるのかを追求し、その可能性を押し広げる試みが盛り込まれているのだそう。

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ベントレーの最新限定モデルは車両全体で「カリフォルニア」を表現

これら「エクスプレッション・オブ・テクスチャー・コレクション」はカリフォルニアのベントレーディーラー（ベントレー・ランチョ・ミラージュ）とのコラボレーションによって誕生したと説明されており、ボディカラーやインテリアカラーそしてその仕上げにて表現されるのが「カリフォルニア州のランチョミラージュ地域」。

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このディーラーは砂漠地帯のリゾート都市であるランチョミラージュとその周辺地域（コーチェラバレーや山々など）を再現すべく、マリナーのビスポークスタジオと共同でこれらの特別な車を製作することとなりますが、すべての車両には、マリナーの持つカラーパレットから選ばれたサテン塗装が施され、各塗装には55時間を費やして仕上げられた、と説明されています。

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コレクションの1台は、ランチョミラージュの夜空にインスパイアされた「ピーコックブルー」サテン塗装が施され、この車両にはサテンカーボンファイバー、エレクトロブルー、ピーコックブルーなどのディテールが用いられ、内装にもピーコックブルーのアクセント、エレクトロブルーのピンストライプ、スレートストーン仕上げのパネルが用いられることに。

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また別の車は近くの砂丘にインスパイアされ、ボディカラーはゴーストホワイトパールサテン、これにタングステンホイールとシルバーテンペストピンストライプが用いられるほか、シートにはカスタムキルティングが施され、ハイライトとして（一番上の画像で示した）砂丘にインスパイアされたトノカバーが与えられています。

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そのほか、このコレクションには「ハバナサテン」で塗装されたコンチネンタルGTスピード・コンバーチブルもラインアップされ、このクルマにはカリフォルニア州のデスバレーを描いたトポグラフィックマップを施したユニークなトノーカバーが付属し、フロアマットにもその地図が刻まれているそうですが、いずれも劣らぬ個性的な仕上がりとなっているようですね。

なお、こういった車両のカスタムについては、素材やデザイン技術の進歩等によって日々新しい手法が誕生しており、それまでにできなかったことが「できるように」なっているため、自動車メーカー側としても常に情報や技術をアップデートする必要があるのかもしれません。

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「エクスプレッション・オブ・テクスチャー・コレクションが、マリナー・ビスポークスタジオが提供する可能性の全範囲をお客様に探求していただくきっかけとなることを願っています。マリナーでは、お客様の想像を超える可能性をインスパイアすることを目指しています」

ベントレー「マリナー」責任者　デビッド・パーカー

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