
| ベントレーは「芸術」「学問」に関する限定モデルを継続し展開 |
今回は壮大な「天文学」
最高峰のラグジュアリーカーを手掛けるベントレー(Bentley Motors)。
そのビスポーク(カスタムメイド)部門である「マリナー(Mulliner)」から、天文学の歴史を揺るがした偉人に敬意を表する特別な限定車が誕生したというのが今回のニュース。
2026年9月21日(現地時間)、ポーランド市場向けに発表された「ニコラウス・コペルニクス・コレクション(Nicolaus Copernicus Collection)」は、地動説を唱えたポーランド出身の天文学者コペルニクスにインスピレーションを得た、世界に”わずか3台しか存在しない”超限定コレクション。
英国の卓越した職人技と宇宙の神秘が融合した、究極のグランドツーリングカーについて見てみましょう。
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この記事の要約
- ベントレーのビスポーク部門「マリナー」が、天文学者ニコラウス・コペルニクスに敬意を表した限定3台の「コペルニクス・コレクション」を発表
- ベース車両には「コンチネンタル GT S / GTC S」が選ばれ、「太陽(Sun)」「地球(Earth)」「月(Moon)」をモチーフにした唯一無二の個別仕様
- 太陽系の8惑星を描いた「コペルニクス・ダイアグラム」モチーフやストーンベニアなどの超絶技巧を採用
- 671 bhpを発揮する4.0L V8ツインターボハイブリッドを搭載し、圧巻の走行パフォーマンスと究極のラグジュアリーを両立

ベントレー「ニコラウス・コペルニクス・コレクション」の概要
「ニコラウス・コペルニクス・コレクション」は、スポーティな走行性能を備えた「コンチネンタル GT S(クーペ)」および「コンチネンタル GTC S(コンバーチブル)」をベースに開発されており、本コレクション最大の魅力は、天文学における地動説(太陽中心説)のテーマのもと、天体である「太陽(Sun)」「地球(Earth)」「月(Moon)」をそれぞれの車両で表現している点で、ベントレー・ワルシャワとの綿密なコラボレーションにより、内外装のカラーリングから細部のアートワークに至るまで、マリナーの無限のカスタマイズ可能性を体現する至高の仕上がりとなっています。
また、3台すべてを結ぶ共通のデザインエレメントとして「コペルニクス・ダイアグラム(Copernicus Diagram)」と呼ばれる8つの惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星)の軌道モチーフが用いられ、このモチーフはセンターコンソール、前後のキルティングパネル、ウェルカムランプ、トノカバー(GTC S)などに施され、幻想的な雰囲気を醸し出すことに成功しているようですね。

各モデルの特徴・スペック・デザイン
コレクションを構成する3台のマシンは、それぞれの天体が持つ独自の世界観を贅沢に表現しており・・・。
3つの天体モデルの意匠と特徴
- Sun(太陽)/ コンチネンタル GTC S:太陽系の中心である太陽を象徴するコンバーチブルモデル。鮮やかな「マヌーカ・オレンジ(Manuka Orange)」のエクステリアカラーに、グラビティ・グレーとオレンジのレザーインテリアを融合。ダッシュボードにはカッパー・ストーン(銅石)のベニア(インレイ)があしらわれている
- Earth(地球)/ コンチネンタル GT S:宇宙から見た美しい青い地球をイメージしたクーペモデル。ビスポークペイントの「ネビュラ・ブルー(Nebula Blue)」を纏い、室内はインペリアル・ブルーとエージアン・ブルーのレザーで包み込まれるという仕様。ギャラクシー・ストーンのベニアやシルバーのパイピングが上質なアクセントを加える
- Moon(月)/ コンチネンタル GT S:静寂に包まれた月の表面を表現したシックなクーペモデル。月光を思わせる「ムーンストラック・シルバー(Moonstruck Silver)」の外装色に、ダークトーンのベルーガ(ブラック系)とアイス(ライト系)のコントラストレザーが洗練されたモダンな空間を作り出している

車両スペック一覧
| 項目 | スペック詳細 |
| ベースモデル | Continental GT S(クーペ)/ Continental GTC S(コンバーチブル) |
| パワートレイン | 4.0L V8 ツインターボ+ハイブリッドシステム |
| システム最高出力 | 671 bhp (680 PS相当) |
| エキゾーストシステム | チタン製スポーツエキゾースト |
| 足回り・駆動系 | アクティブシャシー、カーボンセラミックブレーキ |
| ホイール | 22インチ Ten Swept Spoke ホイール(グロスブラック塗装) |
競合比較・市場での位置付け
ラグジュアリースポーツカーの市場において、顧客の好みに完全に合わせ込む「ビスポーク(受注生産)」の需要は年々高まっているという状況であり・・・。
| 比較軸 | 一般的な限定車・特別仕様車 | ベントレー マリナー「コペルニクス・コレクション」 |
| 生産台数 | 数十台〜数千台規模 | 世界限定3台(各天体1台ずつのワンオフ仕様) |
| ストーリー性 | カラーや装備のパッケージング中心 | コペルニクスの地動説と歴史的遺産への深いリスペクト |
| マテリアル | 通常ラインナップのレザーや木目 | 天然石を用いたストーンベニアや専用刺繍の多用 |
| ライフスタイル体験 | 車両本体のみの提供 | 専用香水、シルクスカーフ、オリジナルSpotifyプレイリスト等の付属 |
ロールス・ロイスのビスポークやフェラーリのテーラーメイドプログラムと並び、ベントレーのマリナー部門は「自動車という枠組みを超えたライフスタイル体験」を提供するブランドとして圧倒的な存在感を放っていて、これら「コペルニクス・エディション」につき、その希少性と相まって「高い資産価値」を発揮することとなりそうです。

ライフスタイル全般を彩る専用アイテム
今回のコペルニクス・コレクションが特異なのは単に車両のカスタムにとどまらない「包括的な世界観の提供」にあり、オーナーには車両本体だけでなく以下のようなコレクション限定アイテムが提供されるのだそう。
- ビスポーク・トレッドプレート&キーボックス: コペルニクスのスケッチなどが刻印された専用鍵保管箱
- 専用フレグランス(香水): このコレクションのためだけに調香されたオリジナルの香り
- オリジナルスカーフ&ポケットチーフ: イラストレーターのアナ・ハラレヴィッチ氏が手掛けた、コペルニクスの天体図とベントレーのシルエットが描かれたシルク製品
- Spotify専用プレイリスト: 宇宙や天体をイメージし、豪華な室内音響(Naim for Bentley等)で楽しむためのプレイリスト
五感すべてでコペルニクスの描いた宇宙観とベントレーのラグジュアリーを満喫できる仕掛けが盛り込まれている、というわけですね。

結論
ベントレーのマリナー部門が創り出した「ニコラウス・コペルニクス・コレクション」は「歴史的な天文学の偉業と現代最高峰の自動車工芸が見事に融合した傑作」。
「太陽」「地球」「月」という神秘的なテーマを通じて表現されたビスポークの技術力は、まさに走る芸術品とも言える存在で、671 bhpを誇るV8ハイブリッドの力強い走りと共に、幸運な3名のオーナーを壮大な宇宙のロマンへと誘うこととなりそうです。
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参照:Bentley











