| マクラーレンF1は「レンダリングでも、実車でも」ある意味で「アンタッチャブル」 |
ただしここまでよく出来たCGも珍しい
さて、世の中にはスーパーカーのピックアップトラック化、ハイパーカーのSUV化かど様々な「もしも」系レンダリングが存在しますが、意外に今までなかったのがマクラーレンF1の「オープンモデル」。
よくよく考えるとマクラーレンF1のオープンモデルのIF設定レンダリング自体がほとんど存在しなかったように思われ、しかしとにもかくにも今回「オープン化」レンダリングが登場しています。
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実際にはまず登場しないだろう
なお、スーパーカーやハイパーカーに「オープンモデル」が設定されるのはごくごく当たり前の事象となっていますが、これは北米でのオープンモデルの人気が高いこと、そしてオープンモデルの生産台数を低く抑えるメーカーが多いのでオープンモデルの価値が必然的に向上し、「オープン=価値がある」という印象が根付いていることが理由だと思われます。
ただ、マクラーレンF1の場合、これはそういった希少性や資産価値、コレクション価値を想定したクルマではなく(結果的にはそうなっていますが)、ただ単に速さそしてパフォーマンスのみを追求したクルマ。
よって、ボディ剛性や重量、(オープン時の)空力面において多少でもパフォーマンスを落としてしまうことはマクラーレンF1にとって許容できるものではなく、その意味においてマクラーレンF1のオープンモデルは「俎上にすらのぼらなかっただろう」と考えています。
そしてマクラーレンF1の購入者もそれをよく理解しているはずで、いかなる事情があろうとも「オープン化」カスタムを行うことはないものと思われます(絶望的に価値が下がることも間違いない)。
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今回のレンダリングは細部に至るまでよく考えられていた
ただ、こういった仮想レンダリングの世界においては「なんでも起こりうる」ことになり、これはこれでまた面白いと考えていて、よってぼくとしては「大歓迎」。
このレンダリングは「今まで表に出なかったものの、実は1台だけが中東の富豪(もしくはブルネイの王族)の依頼によって作られており、今になってその姿が公開された」と言っても信じてしまうほどの出来栄え。※もともとマクラーレンF1には謎が多い
フロントやサイドは「クーペ版」マクラーレンF1をそのまま継承していますが、ルーフから後ろのリアセクションは当然ながらオリジナル。
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しかも非常によく考えられており、このインダクションケースの形状とクリア仕上げのカバーなどはまさに秀逸。
今回ルーフを閉じた画像はないものの、LMMデザインによると「簡素なファブリック製のルーフを持っている」という設定なのだそう。
その他にはこんな「もしも」レンダリングが制作されている
なお、LMMデザインではこのほかにもいくつか「もしも」系レンダリングを作成しており、ここでその一部を見てみましょう。
まずこちらはアストンマーチン・ヴァルキリー・ロードスター。
すべてホワイトとグリーン(ドバイ警察っぽい)のフェラーリ488ピスタ、マクラーレン720S、ランボルギーニ・ウラカンSTO、メルセデスAMG GTブラックシリーズという最速カルテット。
ランボルギーニ・ウラカンSTO「スパイダー」。
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参照:LMM Design