ブガッティの新型ハイパーカーのメーターは「550km/hスケール」そしてスケルトンダイヤルを採用する機械式腕時計のような構造を持つらしい

｜　ブガッティが示したイラストはジェイコブ＆Coとブガッティとのコラボウォッチと一部共通性を持っている　｜

現時点では構造や動作については何ら情報はなく、しかしブガッティだけに驚くべきものとなりそうだ

さて、ブガッティ・シロン後継となるハイパーカーに関する情報がチョコチョコ出ている昨今ですが、今回は「シロン後継ハイパーカーのメーターには550km/hまでのスケールが刻まれる」というもの。

これはThe Supercer Blogが画像とともに報じており、アップされた画像を見ると、ブガッティがこの新型ハイパーカーの購入者に贈ったと思われるギフトのパッケージが撮影されています。

そしてこのパッケージ表面に印刷されているのがくだんの「メーター」というわけですね。

ブガッティの新型ハイパーカーは「芸術性」を高める

なお、これまでに報じられた内容だと、この新型ハイパーカーの内覧会にて実車を見た人の弁として「メーターは機械式腕時計のようなイメージで、ガラスを多用している」というものも。

つまりブガッティは高精細かつ多数の情報を表示することができるデジタルメーターではなく「アナログ」を使用するということになりそうですが、これは（いかにそのグラフィックにこだわったとしても）デジタルでは他のスーパーカーやハイパーカーとは根本的な差別化ができないからだと思われ、さらにブガッティは数十年単位ではなく数百年という単位で自社のクルマを後世に残そうと考えており、よって近い未来に上位互換が登場しそうな技術を用いることを避けたいのかもしれません。

つまり、いかに現時点で「最新」の技術を採用したとしても、数年後により新しい技術が登場するようではそのクルマは長きに渡って価値を維持することはできず、よってブガッティは時代に左右されず価値を発揮そして維持できる技術を（とくに視覚的に判断できる部分に）用いることで「タイムレスな」ハイパーカーに仕上げたいのだと思われます（これはパガーニと同様の考え方である）。

現時点ではこの新型ブガッティのメーターがどのようなものとなるのかはわかりませんが、「機械式（かつスケルトン）腕時計のようなメーター」を持つというのは前代未聞であり、もしかするとブガッティの提携を行うジェイコブ＆コーがこのメーターの設計に関わっているのかもしれませんね。

This is your first look at Bugatti’s V16-engined successor to the Chiron. We’ve got hold of a spy shot of Bugatti’s next hypercar, and it looks… colourful → https://t.co/swGT4wu3St pic.twitter.com/RMmfcJkp6c

— Top Gear (@BBC_TopGear) April 26, 2024

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