| 外装はもちろんその内装の再現度にはただただびっくり |
制作にかかったのは2ヶ月半
さて、なんでもウッドで作ってしまうユーチューバー、NDウッドワーキング・アート氏。
これまでにもランボルギーニやメルセデス・ベンツなど多数のクルマをウッドにて製作していますが、今回はちょっと趣向をかえてアウディのコンセプトカー、スカイスフィアを製作しています。
なお、同氏の作品については過去に何度か紹介したことがあるものの、しばらく見ない間にさらにそのスキルを向上させており、エレクトロニクス関連を充実させることをマスターしたもよう。
よって今回の作品はぼくの予想の5倍くらい素晴らしいものとなっていて、ここで紹介してみたいと思います。
-
これがアウディの考える未来のクルマ!ホイールベースを伸縮可能な2シーター「スカイスフィア・コンセプト」登場。1930年代の「ホルヒ853」の再解釈
| アウディはどこかで「ホルヒ」ブランドを復活させてくるつもりなのかもしれない | スカイスフィアは「快適に移動する」「スポーツドライブ」という二面性を内包している アウディが先日より予告していたコン ...
続きを見る
木製アウディ・スカイスフィア・コンセプトはフルスクラッチ
そしてこのアウディ・スカイスフィアにつき、なにもベースを持たない「フルスクラッチ」。
板を敷いてシャシーを作ってゆき・・・。
タイヤを削り出してセンターにはラバー(自転車用のタイヤを埋め込んでいるようだ)をはめ込んでいます。
けっこう本格的なステアリングラックを組み付け。
ボディパネルを切り出して・・。
車体に組み付け。
いくつかのブロックを貼り付けた後、電ノコで形を整えてゆきます。
車体後部もカット。
サンダーをかけ・・・。
パネルを貼り込み。
ちなみにフロントフードは電動開閉式なので内部にヒンジなどを組み込むことに。
リアセクションのスピードスターカバーのようなカバーもちゃんと再現。
木製アウディ・スカイスフィア・コンセプトは「電化」仕様
そしてここからが最近習得した技術の見せどころで、フロントグリル内にはLED発光ユニットを仕込んでゆきます。
リアセクションにも発光ユニットを仕込んでおり、驚くべきは木の板で「隙間」を丁寧にくり抜いていること。
ホイールも驚きのレベルで再現し・・・。
ドミラーなどを取り付け・・・。
ニスでペイント。
内装も驚のクオリティにて再現されています。
木製アウディ・アーバンスフィアが完成したらこうなった
そして完成した後は娘を乗せてさっそうとドライブ。
パワートレインは実際のアウディ・スカイスフィア・コンセプト同様にピュアエレクトリックです。
意外と娘の反応が冷ややか・・・。
それでも素晴らしいクオリティだな・・・。
そしてフロントフードは電動にて展開!
いくらでもお金を出すから買いたい、という人が出てきそうなほどの出来栄えだと思います。
さらにダメ押しとして、この液晶っぽいパネルも電動に左右に展開するというこだわりっぷり。
木製アウディ・スカイスフィア・コンセプトをゼロから作る動画はこちら
合わせて読みたい、関連投稿
-
サイバートラックの納車を待てない男たち!今回は「木製」サイバートラックを製作しオフロード競技に参加する猛者が登場
| サイバートラックほど「発売前にさんざんレプリカが作られた」クルマもほかに無いだろう | そのホームメイドっぽい外観に好感が持てる さて、最近ようやく「最終デザインが決定した」と言われるテスラ・サイ ...
続きを見る
-
【動画】これが木製とは信じられん!木の塊からランボルギーニ・アヴェンタドールを作り出す凄腕ユーチューバー
| 木からであってもここまで精巧なモデルカーを作ることができるとは | これからも様々な木製モデルカーを作るところを見せてくれそうだ さて、先日はとんでもなく質の高い木製の自作ランドローバー・ディフェ ...
続きを見る
-
【動画】世界にはスゴいヤツがまだまだいるようだ!超絶クオリティにて、電動キッズ用ランボルギーニ・シアン(木製)を作った男
| ここまでのクオリティでキッズ用乗用車を作れる人物はそうそういない | ライトやメーターも発光、もちろん自走も可能 さて、何度か「木彫りのモデルカー」を紹介しましたが、今回はなんと「木彫りのキッズ用 ...
続きを見る
参照:ND - Woodworking Art