| トヨタとBMWとの主張は正反対 |
トップギアがトヨタのスポーツ車両統括責任部長、多田 哲哉氏にインタビューしたところによると、「スープラ市販モデルのデビューは来年1月のデトロイト」「BMW製6気筒ターボエンジン搭載」、とのこと。
なお、新型スープラについては「今年のデトロイト・モーターショーで公開か」という噂があったものの、もし来年の同ショーで公開されたとなると、「1年遅れ」での公開ということに。
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トヨタ「新型スープラはBMWとの共通点が少ない」
面白いのは多田 哲哉氏(86の開発を主導したとして知られる)が「新型スープラはBMW Z4とは大きく異なる。BMW Z4はジェントルな性格だが、スープラはよりサーキットにフォーカスした性格だ」とのこと。
ただし面白いのはBMW側では全く逆の発言を行っていることで、BMWとしては「新型Z4はスープラとは違う。究極のハンドリングマシン」と語っています。
なお、新型トヨタ・スープラはBMW Z4の兄弟車になることが知られており、そしてその開発についてトヨタは「BMWに丸投げ」で、口を出したのは外観デザインと名称だけだ、とも。
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正直どちらがどうなのかわかりませんが、度々目撃される新型スープラのスパイフォトについて、BMW Z4と一緒にいるところ、テストをサポートする車両がBMWばかりであることを考えるに、開発そのものをBMWが主導しているのは間違いないのかもしれません(ドアミラーなどのパーツもBMWと共通で、新型スープラは車自体のBMW濃度が高い)。
加えて多田 哲哉氏は「新型スープラとBMW Z4は皆が考えるほど共通点は多くない。スープラは本物のピュアスポーツカーだ。トヨタ86とスバルBRZのような関係とは異なる」としており、これについても、まだまだ明らかになる日は遠そうです。
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