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| BMW「M」は現在絶好調のハイパフォーマンスブランドである |
BMWのハイパフォーマンス部門「M」が、これまでのドライビングスクールをリニューアルし、既存の枠を超えた新たな体験型プラットフォーム「AREA M」を始動させたと発表。
2026年2月3日に発表されたこのアップデートは、単なる名称変更にとどまらず、拠点の拡大、プログラムの刷新、そしてデジタル化を加速させる、ブランド史上最大級の転換点となる予定です。
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記事のポイント(要約)
- 「AREA M」への進化: 単なる運転講習から、Mの精神を五感で体験する「体験型ブランド」へ刷新。
- 新拠点メミンゲン: ドイツ・マイザッハに加え、広大なダイナミックエリアを持つ新拠点が正式稼働。
- ポートフォリオの簡素化: 体験を「Winter, Track, Thrill, Custom, Control」の5つの直感的なカテゴリーに統合。
- 新世代イベント: 特製M2を用いた「Games of Drift」や、女性向けの「M Snow Active」などターゲットを拡大。
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伝統から「多次元の体験」へ:AREA Mが描く未来
これまで「BMW M Driving Experience」として親しまれてきたプログラムが「AREA M(エリアM)」へと生まれ変わり、この刷新は単に運転技術を学ぶ場ではなく、Mブランド愛好家(Gen M)が集い、パフォーマンスを「聞き、触れ、感じる」ための「聖地」を創り出すことを目的としています。
さらにはデジタルプラットフォームも一新され、わずか数クリックで自分に最適なレベル(CompactからMaxまで)を選択できるようになったといい、若い世代への対応も重視されているようですね。
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詳細:新たな聖地「メミンゲン」と革新のプログラム
今回の目玉はドイツ・バイエルン州に位置する新拠点メミンゲン(Memmingen)でのコースや施設の本格導入だとされ、その内容は以下の通り。
メミンゲン拠点の主要設備
| 設備 | 内容 |
| ウェットスキッドパッド | 7面を完備。滑りやすい路面でのコントロールを習得。 |
| ドリフトサークル | 3つのサークルで、究極の横滑りコントロールを体験。 |
| ダイナミックエリア | 4つの広大なエリアで高速スラロームやハンドリングを訓練。 |
| コミュニティスペース | ラウンジ、会議室、最高級のケータリングを備えた「Mの家」。 |
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注目される新イベントとフォーマット
- Games of Drift: メミンゲンで開催されるメインイベント。専用にカスタマイズされた「M2 Drift Signature AREA M」を操り、ライブスコアボードで順位を競う、まさにゲームのような競技。
- M Snow Active: オーストリアのゼルデンで開催される、パフォーマンス志向の女性限定スノートレーニング。
- M Ice Pro Experience: スウェーデン・アリエプローグでの究極の氷上トレーニング。
5つのカテゴリーと5つのレベル:選びやすくなった新構造
複雑だったメニューは、ユーザーの「何がしたいか」に合わせた5つのカテゴリーに整理され・・・。
- Winter: 雪上や氷上でのトレーニング。
- Track: 世界の伝説的なサーキットでの高速走行。
- Thrill: ドリフトやハイスピードなど、アドレナリン重視。
- Custom: オーダーメイドのプライベートレッスン。
- Control: 緊急回避や安全運転スキルの向上。
これらに対し、難易度や内容の濃さに応じてCompact, Essential, Plus, Pro, Maxの5つのレベルが設定されています。
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結論:BMW Mは「ライフスタイル」へと加速する
「AREA M」への刷新は、BMW Mがもはや単なる高性能車メーカーではなく、ファン一人ひとりの情熱に応える「プラットフォーム」になったことを意味しています。※BMWは「M TOWN」など、Mをブランド化させるための試みをこれまでにも何度か導入している
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今回の刷新によって、初心者からプロ、ゲーマーから真のガソリンエンジンマニアまで、あらゆる層が「Mの世界」に飛び込める入り口が用意され、2026年、メミンゲンや世界中のサーキットにおいて、これまで以上に熱く、そしてパーソナルな「駆けぬける歓び」が待っているということに。
現時点で日本での開催についてはアナウンスがなされていないものの、ぜひ我が国にも導入して欲しいプログラムだと思います。
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「ARENA M」を紹介する動画はこちら
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