| 新型BMW M3のキドニーグリルが巨大化すれば、近年のBMWではもっともショッキングなニュースになりそうだ |
新型BMW M3のプロトタイプがニュルブルクリンクを走行中。
これまでにも新型M3の試作車はいくつか目撃されており、例の「巨大グリル装備」と思われる個体、そしてこれまで通り「通常グリル」装備の個体両方が目撃されており、とにかく謎が謎を呼ぶ状態。
ちなみに今回動画に捉えられたのは前者つまり「巨大グリル」のほうで、カモフラージュごしになんとなく「縦ルーバーを持つ巨大グリル」が見えるような気がします。
一体新型M3のキドニーグリルはどうなるのか
そして新型M3がここまで議論と憶測を呼ぶのは、BMWがフランクフルト・モーターショーで発表した「コンセプト4」のグリルがあまりに衝撃的だったから。
この「コンセプト4」は新型4シリーズを示唆するクルマだとされるものの、M3にもこのキドニーグリルが装着される可能性も捨てきれず、現在のところBMWファンが「本当にこうなったらどうしよう」と戦々恐々としている状態となっているわけですね。
こちらは新型M3の後ろ姿。
けっこうなオーバーフェンダー、そしてクワッドテールパイプが見え、このあたりはこれまでのM3同様といった感じですね。
そしてニュルブルクリンクには新型ポルシェ911ターボ、ケイマンGT4RSと見られるプロトタイプも。
さすがのM3もポルシェ911ターボには道を譲っているようです。
新型BMW M3のエンジンはどうなる?
そしてもうひとつ気になるのは新型M3のエンジン。
新型M3には「S58」が搭載されることになりそうですが(M製エンジンには”S”の文字が与えられる)、BMWは現時点でX3 MやX4 Mに積まれるS58については「まだまだパフォーマンスの上限に達していない」ということを認めており、つまり現状の510馬力よりも高い数字を出せる、ということになりますね(排ガス規制によるパワーダウンは気になりますが)。
新型M3/M4ではスタンダードモデルが510馬力、コンペティションではさらに高い出力が与えられることになるかと思われるものの、新型M3/M4についてはグレード展開が大きく変わるとも言われ、まだまだその姿は不透明。
さらには新設されるグレード「ピュア」が450馬力、ベースモデルは480馬力、コンペティションでは510馬力という説もあって、「ピュア」についてはMT+後輪駆動、ほかのモデルはAT+4WDとなり、ピュアのみが専用デザインのボディやホイールを与えられることで「割安な価格」設定がなされるとも言われています。
BMWはニューモデル続々。新型5シリーズのレンダリングも
そしてBMWが直近で発表するであろうニューモデルはM3だけではなく、5シリーズのフェイスリフトモデルもスタンバイ。
何度かプロトタイプが目撃されている状況でもあり、Korea.ruが予想レンダリングを作成して公開しています。
今回の新型5シリーズについては「フェイスリフト」にとどまるために大きな変更はないと思われるものの、ヘッドライトやテールランプは「最新デザイン」へと変更されることになりそうで、つまりはこの予想レンダリングは「かなり実際に近い」のかもしれませんね。
VIA: Kolesa.ru