BMW M3 CSがニュルを7分28秒760で走行し「4番目に速い4ドア」「3番めに速いBMW」に。さらにBMWはナゾのM4試作車を持ち込んで「BMW史上最速」を記録【動画】

｜　全般的にBMWのラップタイムが短縮され、徐々にランキング上位を占有しつつあるようだ　｜

さらにBMWにはM4 CS、新型M5、M2のハードコアモデルなど「期待できる」ニューモデルが控えている

さて、BMWは昨日「アウディRS3を破り、M2がコンパクトカー最速タイムを記録した」と発表したばかりですが、今回はM3 CSが7分28秒760で周回したと公表し、その際の走行動画をYoutube上へと公開しています。

なお、M3 CSとともにニュルブルクリンクにアタックしたのはMW Mの開発エンジニアであるイェルク・ヴァイディンガー氏で、同時期にドライブしたM2よりも約10秒速いタイムを記録した、ということになりますね。

BMW M3 CSはニュルブルクリンクでは65位くらい

今回BMW M3 CSが記録したタイムはニュルブルクリンクだとおおよそ65位に位置しており、しかしこれは2020年以降の「20.8km」コースを走っての数字であるため、仮に「20.6km」を走っていたと仮定すると、そのタイムはおそらく7分25秒であった可能性が高く、その場合は一気に50位程度にまでジャンプアップします。

なお、50位周辺にいるのはランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4、エンツォフェラーリといったスーパーカーばかりなので、いかにこのM3 CSが速いかということがわかりますね。

参考までに、（20.6kmと20.8km走行タイムが混在している状態で）7分28秒760という数字の偉大さを見てみると、「4ドア」というくくりだとジャガーXE SV プロジェクト8（7:23.16/20.8km）、メルセデスAMG GT 63S（7:27.80/20.8km）、テスラ・モデルSプレッド（7:25.231/20.8km）に次ぐ歴代4位。

「BMW」に絞るとM4 CSL（7:20.207/20.8km）、M4 GTS（7:27.88/20.6km）に次ぐ3番手につけており、これらを見るにM3 CSは「爆速セダン」ということになりそうです。

BMWは「M4 CS」でBMW史上”ニュル最速”を記録？

なお、BMWは今回のM2、そしてM3 CSのタイムアタックを行う際、ニュルブルクリンクを1日借り切って4台の「M」をテストしたという動画を公開。

1台はM2、2台目はM3 CS、3台目は現在BMWで最速タイムを誇るM4CSL（今回の動画では、以前よりもタイムを2秒ほど短縮している）、そして4台目が「ナゾのM4のプロトタイプ」。

このプロトタイプについては詳細が明かされていないものの、M4 CSLの7分18秒98よりも速いタイムを記録したことが示唆されており、つまりはBMW最速のクルマがここに誕生したということになりそうです。

ただ、このクルマはまだ発表されておらず、「M4 CS」と見る向きが大勢を占めていますが、事実を知るにはBMWからの正式発表を待つしかないのかもしれません。

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参照：BMW M