BMWがSEMAにて新しいMパフォーマンス製チューニングパーツ群を発表。
主にはM3とM4向けのものですが、Mパフォーマンス軽量ホイール、サスペンションキット、Mパフォーマンス・パワー&サウンドキット、Mパフォーマンスパッケージ、スマート・リモート・エンジンスタートなど。
実際にこれらパーツを展示するほか、会場にはIMSAキャメルGTシリーズにおける5つのレースで勝利を収めた3.0CSLが展示されるとのこと。
展示されるM3にはカーボン製の大きなリアウイングやレーシングストライプが入り、なかなかの迫力となっていますが、今回発表されるマットブラックの軽量ホイールはフロント19、リア20と前後異径サイズというのも大きなトピック。
このホイールは2017年中頃にM2/M3/M4向けとして発売されるそうです。
マフラーの画像も公開されており、これはアクラポヴィッチ風のエンド処理を持っていますね。
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BMWがM2にMパフォーマンスのオプションパーツを設定(SEMAにて公開されたものと同じと思われますが、今回は詳細を公表)。
今回公開されたオフィシャルフォトではフロント、サイドのカーボン製アタッチメントに加え、同じくカーボン製のリアスポイラー、リアディフューザー、ミラーキャップが装着されています。
「フラップ・サイレンサー」が設定されたのも特徴で、これはブルートゥースでフラップ開閉をコントロールでき(走行モードにも連動する)、よりマイルドなサウンド、そしてエキサイティングなサウンドとを使い分けるもの。
なおエキゾースト・パイプは80ミリと93ミリの直系が選べる模様。
マフラーエンド形状を見る限りでは、もしかするとアクラポヴィッチのOEM製品かもしれませんね。
サスペンションは標準に比べて5ミリ車高が下がるものが用意され、最大で20ミリ下げることも可能。
減衰力は16段階、スプリングの圧縮は12段階に変更できるとのことで、かなり調整幅が大きいものですね。
ほかではサーキット向けにブレーキパッドの設定も。
室内だとLEDイルミ付きのドアシルプレート、フロアマット、ステアリングホイール二種類(レースディスプレイ付きのものとそうでないもの)、カーボンファイバー製の各種トリム(シフトノブ、センターコンソール、ハンドブレーキ)など。
なお元GPのペースカーとしてもBMW M2が新しくワンオフで製作され、ロールケージやミシュラン製カップ・タイヤ、消火器といったレース専用装備の他、LEDサインが装備されています。
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今回BMWの発表した新しいパフォーマンスパーツ。
その中に面白いものがあったのでここで紹介したいと思いますが、それはGoproなどのアクションカメラ(アクションカム)を搭載するためのパーツ。
画像上のものがまさにそうですが、おおよそどの欧州車でも前後バンパーにトーイングフックを取り付ける場所があり(国産だと車両下側に固定されている場合がある)、ここにカメラを取り付けるというもの。
画像だとGopro専用にも見えるものの(これはなんとでも加工できそう)、この位置に取り付けるというのは「目から鱗」。
なお車体後部にも取り付けは可能と思われ、これはなかなか面白いパーツですね。
ちなみに同じくSEMAで発表されたミニ・クラブマンJCWのフロントバンパーにもこれが取り付けられており(しかしカメラはない)、一体これはなんだろうと考えていたのですが、今回のMパフォーマンスの展示にて謎が氷解。
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BMWがMパフォーマンスのパーツを装着したM2クーペをSEMAに出展予定。
グロスブラックのグリルとフェンダーグリル、カーボンファイバーのミラー、ディフューザー、リアスポイラー、サイドウイングなどが装着されています。
内装ではギアレバー、ステンレス製のペダルなどが装備され、機能面においては新しいスポーツサスペンションにフラップ・システムを内蔵したエキゾースト・システムが装着される模様。
なおM4も同時に展示されるとのことで、こちらはカーボン製のフロントバンパー・インサート、リアウイング、チタン&カーボン製の出口を持つエキゾースト・システムなどが公開に。