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スタイリッシュな4ドアクーペ、新型メルセデス・ベンツCLS国内発売。グレードは2つ、799万円より

2018/06/26

| 早くも新型メルセデス・ベンツCLSが日本に登場 |

メルセデス・ベンツが日本においてもモデルチェンジした「新型CLS」を発表。
本国発表からさほど間を置かない状態での投入となり、日本にて発売されるグレードは「CLS 220 d スポーツ」「CLS 450 4MATIC スポーツ」のふたつ。
CLS 220 d スポーツは2リッター4気筒ディーゼルターボとなり、価格は799万円。
CLS 450 4MATIC スポーツは3リッター6気筒ガソリンターボエンジン+マイルドハイブリッドとなり、1038万円という設定です。
メルセデス・ベンツ日本からのプレスリリースはこちら

メルセデス・ベンツCLSはトレンドセッター

メルセデス・ベンツCLSは「4ドアクーペ」の先駆的存在と言え、そして今回のモデルチェンジによってそのスタイリングにはさらに磨きをかけています。
メルセデス・ベンツによるとデザインコンセプトは「Sensual Purity(官能的純粋)」だとされ、”ラインやエッジを大幅に削減した”新しいメルセデス・ベンツのデザイン言語を採用したモデル。

新型メルセデス・ベンツCLSの外観はこうなっている

上述のとおり、あたらしいデザインを採用したのが新型CLS。
アウディやBMWが「エッジ」「ライン」「凹凸」を強調するのに対してメルセデス・ベンツはそれらを排除する方向へと動いており、なめらかな表面を持つことが特徴。
これは新型Aクラスにも通じる手法ですが、なにより「EQ」シリーズが”ツルンとした、スマホのような”デザインを採用する意向であり、メルセデス・ベンツの通常ラインもここに近づいてゆくものと思われます。

フロントだと「突き出たグリル」「細長いヘッドライト」「シングルルーバー採用の台形グリル」、サイドだと細いサッシュレスウインドウが目立つところ。
なおフロントエンドは「サメの尖った鼻先」をイメージしたとされ、海外では「プレデターフェイス」とも呼ばれていますね。

加えて前後ランプは「低い位置に」搭載されることで全体的な低さを強調している、とのこと。



新型メルセデス・ベンツCLSのインテリアはこうなっている

新型CLSの内装について、メルセデス・ベンツは「上質な素材を使用し、ディテールへのきめ細かな配慮とクラフトマンシップから生まれた高級な質感が特長で、エクステリアと同様、官能的で流麗なデザインとなっている」と説明。
たしかに近年のメルセデス・ベンツにおけるインテリアの出来は素晴らしく、重厚さや優雅さを併せ持ったデザインだと認識しています。
なおインテリアカラーは「マサラブラウン/エスプレッソブラウン」や「マキアートベージュ/マグマグレー」ほか合計5色が選択可能。

メーター代わりとなるディスプレイは12.3インチを2つ並べ、これを一枚のパネルで連結。
ディスプレイの表示テーマは「クラシック」「スポーツ」「プログレッシブ」を選べるようですね。

そして「アンビエントライト」が装備されるのも近年のメルセデス・ベンツの大きな特徴ですが、新型CLSでは「エアコン吹き出し口」の内部が光る構造に。
これはジェット機のタービンをイメージしたデザインを持ちますが、この内側は温度を上げると「赤く」、温度を下げると「青く」発行するなど演出要素もたっぷり。

ステアリングホイールもSクラス同様、最新のデザインと機能(タッチコントロールなど)を持つものが与えられている、とのこと。

新型メルセデス・ベンツCLSのパワートレーンはこうなっている

CLS 220 d スポーツに採用される2リッター4気筒ターボディーゼルエンジンは194馬力を発生。
CLS 450 4MATIC スポーツへと採用の3リッターターボエンジン(6気筒)は48Vシステムと組合わせられるIGS(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)※とドッキングされ、燃費とパワーとを両立。
エンジン単体だと367馬力、IGSは26馬力を発生するため、システム全体だと393馬力ということになりますね。
※IGSはエンジンとトランスミッションとの間に装着されたモーターで、回生による発電と充電を行い、加速時にはモーターによるアシストを行う

なおエアコンやウォーターポンプの動力も電動化されてエンジンがコンパクトになったとしていますが、レスポンスやパワー感も向上していると思われます。

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