新型メルセデス・ベンツEQGが雪上テスト中！バッテリー搭載のために最低地上高はやや低く、そしてクワッドモーター搭載か【動画】

｜　おそらくそのルックスは内燃機関搭載のGクラスに近いものとなりそうだ　｜

発表は2023年、発売はおそらく2024年となる見込み

さて、メルセデス・ベンツがGクラスのエレクトリック版「EQG」の発売を計画していることはすでに公表済みの事実であり、これまでにはプロトタイプが公式に公開されたことも。

そして今回、スパイ系ユーチューバーによって一歩進んだとものと思われるプロトタイプが捉えられていますが、その雰囲気がかなり現行Gクラスに近いものとなっていること、しかしピュアエレクトリックモデルならではの変更が加えられていることも判別可能となっています。

新型メルセデス・ベンツEQGの市場投入は2024年

この新型メルセデス・ベンツEQGの市場投入は2024年だと言われており、となると2023年に「モデルイヤー2024」として発表される可能性が大。

つまりGクラスのピュアエレクトリックモデルは今年にも発表されると考えてよく、開発も大詰めに差し掛かっていると考えてよいかと思われます。

そして今回目撃されたプロトタイプを見てみると、そのスタイリングはガソリン / ディーゼルエンジン搭載の現行モデルと非常に近く、しかし今の時点ではこれが「市販同様のボディを装着しているのか」それとも「このボディがカモフラージュなのか」判断できない状態です。

ただ、Gクラス最大の特徴はその無骨、かつ実用性を強く感じさせるデザインにあると思われるので、メルセデス・ベンツはこれを大きく変えることはしないものと考えられ、それは同社が「Gクラスをひとつのブランドとして確立しようと考えている」ことからも推測可能。

つまりメルセデス・ベンツはエレクトリック世代になろうともこのスタイリングを維持するだろう、ということですね（実際には、航続可能距離を稼ぐため、もっと空力に注力したデザインにしたいのだとは思われるが）。

フロントグリルは「全閉」に近く、そしてサイドアンダーからはバッテリーを収めているのだと思われるケーシングが見られ、最低地上高はこれによって少し下がっているようにも。

ちなみに新型メルセデス・ベンツEQGは（Gクラスの持つ）ラダーフレームをそのまま使用するとされ、オフローダーとしての性能も維持すると言われていますね。

新型メルセデス・ベンツEQGはクワッドモーターを採用すると言われるが

パワートレーンについては現時点で公式アナウンスはなく、しかしウワサでは「各車輪にひとつづつ、クワッドモーターを備える」と言われ、実際にメルセデス・ベンツは（その場でくるくると回る）タンクターンを披露したこともあるので、この「クワッドモーター搭載」はまず確実だと考えていいのかも。

なお、このGクラスのピュアエレクトリック版は「EQG」と呼ばれてはいるものの、一説によるとメルセデス・ベンツは「EQ」の名称を廃止するとも言われていて、その理由は「遅かれ早かれ、すべてのラインアップがすべて電動化されるため、その状況下においてわざわざEQを名乗る必要はないから」。

たしかにこの理論も「もっとも」であり、となると現在「EQG」と呼ばれるこのモデルも、実際に登場するときには「EQG」ではなく別の名称となるかもしれませんね。

メルセデス・ベンツEQGのプロトタイプを捉えた動画はこちら

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参照：CarSpyMedia