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メルセデス・ベンツがドローン内蔵のバン「ヴィジョン・バン・コンセプト」公開。アマゾンでの使用を想定

2016/09/16

メルセデス・ベンツがドローンを装備した商用バン「ヴィジョン・バン・コンセプト」を公開。
東京モーターショーで公開された「ヴィジョン東京コンセプト」のバリエーションとも言えますが、フロントウインドウは視界確保のために面積が大きくなり、代わりに商用バンであるために再度とリアウインドウは消滅。
航続可能距離280キロのEVとなっており、アマゾン始め宅配業務での使用をイメージしているようですね。

おそらくは自動運転機能を備えると思われ、自動運転中にドライバーは荷物の準備や荷物のドローンへセットするなどの作業を行うことができ、目的地付近や目的地に到達した際にドローンを自動で発進させることができるものと考えられますが、これによって宅配にかかる時間はずいぶん低減されるかもしれない、と思います。

乗用車とは全く異なるジャンルではありますが、商用バンも非常に大きな市場であり、自動運転やEVはこういったカテゴリでこそ威力を発揮するのかもしれませんね。


関連投稿:DeNAとクロネコヤマトが自動運転車を使用した「ロボネコヤマト」サービス開始

クロネコヤマトとDeNAが自動運転車を活用したサービス「ロボネコヤマト」を2017年3月から開始。
オンデマンド配送と買付代行が主な内容になるようですが、オンデマンド配送だと自動運転車を呼び、車両後部に備え付けられた宅配ボックスから荷物を受け取る仕組み。

買付代行サービスの方は対象地域内にある商店の商品を消費者がネットで購入すると、その商品を自宅まで届けてくれるというサービス。

オンデマンド配送は忙しくて自宅になかなかいない共働き夫婦や一人暮らしの人を対象に、買付代行は小さな子供がいて家を開けることができない家庭、老人のみの世帯などを対象としている模様。

こちらがロボネコヤマト専用車。
車体後部に専用のボックスがあります。
当面はドライバーが搭乗するようですが、ゆくゆくは完全自動運転も視野に入れている、とのこと。

なおヤマトは猫フレンドリーな企業として有名ですが、黒猫のトレードマークは1950年代に社員の娘さんが描いたものがベースになっており、構図自体は当時業務提携していたアメリカの会社と同じもので(ただしそちらは白猫)、そこから許可をもらって図案化したとされています。

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