| ポルシェ356第一号車の生産から70周年 |
ポルシェは今年で自動車メーカーとしての活動を開始して70年。
1948年6月8日の火曜日に自動車メーカーとしての認可を取得しており、このとき申請に使用したのは356No.1ロードスターで、これは重量585キロ、エンジン出力は35馬力、最高速度は時速135キロ。
ポルシェ356の設計者はポルシェ設立者フェルディナント・ポルシェの息子、「フェルディナンド・“フェリー”・ポルシェ」となりますが、そもそも自動車メーカーを目指したきっかけは下記のように語られています。
最初に周囲を見渡した時、自分が夢見てきた”小型で軽量、高効率なスポーツカーはどこにもなかった。だから自分で作ることにした(In the beginning, I looked around and could not find the car I'd been dreaming of: a small, lightweight sports car that uses energy efficiently. So I decided to build it myself.)”。
実際のところ会社としてのポルシェは1930年もしくは1931年に設立。
その際は「設計事務所」としての登記であり自動車専門というわけではなく、トラクターやティーガー戦車、マウス戦車、エレファント重駆逐戦車、月面車もポルシェの設計そして有名。
フェルディナント・ポルシェはヒトラーの出資によって多くの研究や設計を行ったために第二次世界大戦後は戦犯として捕らえられることになりますが、1947年に息子(フェルディナンド・“フェリー”・ポルシェ)の尽力によって釈放され、1951年には死去しています。
ポルシェの歴史を振り返るイベントも多数
もちろんポルシェはこの記念すべき”70周年”を盛大に祝うことを予定しており、すでに美術館との提携など様々なイベントを企画中ですが、今回はポルシェマガジンとの連動にて一連の動画を公開中。
なお、70周年は「Sportscar Together Day」として祝福され、各地でのイベントが計画されているとされますが、日本については公式アナウンスがなく、開催されるのかどうかは今のところ不明な状態となっています。
とりあえず動画でポルシェの歴史を見てみよう
まずは1950年代の「356」。
そして1960年代に投入した911タルガ、そして空力について。
そして1950年代から現在までのアイコン的なモデルを紹介する動画。
こちらは総集編。