| おそらく世界で最も走行距離が少ない930スピードスター |
1989年製ポルシェ911 3.2スピードスターの出物が登場。
これは同年の1月から6月にかけて2,100台のみが製造された限定モデルで、911ターボと同じワイドボディ(標準ボディもある)、さらにはターボ用サスペンション、ブレーキが装着されたというスペシャルなシリーズ。
「スピードスター」は930世代、964世代、997世代にも発売されていますが、いずれも台数が制限されており非常に高い価値を持っています。
今回の911スピードスターは走行距離わずか251キロという個体で、投資対象としても優れると言えそうですね。
ポルシェのスピードスターは「特別感」が強い
ポルシェにおけるスピードスターの歴史は1954年の「356スピードスター」にはじまったとも考えられますが、これはフロントウインドウをチョップし重心をより低く設定したもの。
その次は1989年の930型スピードスター、1990年の964型スピードスター、997世代のスピードスターへと続き、いずれもフロントスクリーンを短くカットしており(時にはパワーアップも)、997スピードスターの場合は「7センチ」もこれが短縮されることに。
↓まだ当時はアルカンタラが普及していなかったのがドア内張り下がカーペット地
内装コンディションは抜群。
シートにも汚れやシワが見られず、走行距離251キロというのは間違いなさそうですね。
とにかく低い全高。
ターボボディが与えられたスピードスターは930世代だけなので、非常に貴重な一台と言えそう。
トップはこんな感じでスピードスターカバーの上にかぶせる感じ(初めて見た)。
このホロはホックで留めているようで車体とは構造上ヒンジなどで直結しておらず、畳んだ状態でどこか(スピードスターカバーの下?)に収納されているのかもしれませんね。
この角度からだとターボフェンダーのふくらみがよくわかります。
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