| 991.2 GT3 RSが”GT2RS”風のルックスに |
ポルシェのチューニングで知られるテックアートが911GT3RS向けの外装パーツ「カーボンスポーツパッケージ」を公開し、価格についても公表。
見ての通り911GT3RSを911GT2RS風にコンバートした上で独自のパーツが付与され、エアロフロントリッド(ボンネット)、ルーフスポイラー、リアウイングパネル、リアウポイラーウイングレット、NACAダクト、フロントスポイラー、エアロブレード、フロントフェンダー上のルーバー、エアインテークトリム、サイドスカート、リアリッドカバー、スポーツデザインミラー、ウインドウトライアングル、リアディフューザー、等その内容は盛りだくさん。
テックアートはこれまでも991.2GT3RS向けのエアロパーツを発表していますが、今回はそのバージョンアップ版、ということになりそうです。
もともと装備されるパーツの形状もややアグレッシブに
テックアートでは新たに付与するパーツのほか、既存パーツのデザインもアップグレード。
例えば、このフロントフェンダー上のルーバーも角度がより「立って」いるようですね。
ドアミラー下部、そしてウインドウトライアングルはカーボン製。
フロントはノーマルから大きく変更される部分。
フロントスポイラーやエアインテーク周辺の「エアロブレード」で武装されています。
テックアートというと「ヘッドライトリング」というイメージがあるものの、991世代以降はヘッドライトリングがラインアップされていないのはちょっと不思議。
リアウイングのステーはいかにも軽そう。
特筆すべきは、ポルシェが911GT2RSにてはじめて市販車に採用したというNACAダクト。
サイドステップも大きく張り出したカーボン製。
リアフェンダー上のエアインテークもやや大ぶりに、そして整流のためか突起物が付加されます。
気になるこれらパーツの価格ですが、フロントフードが85万円、フロントエアアウトレットが19万円、フロントスポイラーが36万円くらい、とかなり高価。
ただし「テックアート品質」ということを考えると、これでも割安なのかもしれませんね。
ちなみにこれまで用意されていた911GT3RS用のエアロパーツは日本のテックアート輸入代理店にも価格が公開されており、これを見るとフロントスポイラー57蔓延、フロントフェンダーダクトパネル19万円、ドアミラー70蔓延、サイドスカート59万円、サイドエアインテーク22万円、リアルーフスポイラー23万円、リアディフューザー55万円、といったところ。