新型マカンが全身グレーとブラックの渋い仕様に
ポルシェが自社のカスタム部門、「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」によってカスタムされたマカンSが公開。
ポルシェはこれまでにも自社がカスタムしたマカンを何台か公開していますが、フェイスリフト(マイナーチェンジ)後のマカンをカスタムした例は今回が初。
ホイールはボディカラー同色
このマカンのボディカラーは「ボルケーノ・グレー・メタリック」。
20インチサイズの”ターボ”ホイールもボディカラー同色にペイントされ、「スポーツデザインパッケージ」はボディカラー同色とグロスブラックに塗り分けられて装着されることに。
ドアハンドルはグロスブラックへ塗装され、エクステリアは「グレーとブラック」に統一されるという渋い仕様です。
ポルシェ自社カスタムによるマカンのインテリアはこうなっている
今回公開されたマカンのインテリアはブラックとモハベ・ベージュとのツートンレザー。
これらレザーはダッシュボードやセンターコンソール、ピラーにまで使用され、文字通りの「フルレザーインテリア」となっています。
なお、ベントレーやレンジローバーなど一部メーカーは「(ヴィーガンへの配慮から)脱レザー」を進めており、実際にレザー以外の素材を選べるようになっているものの、ポルシェの場合、とくにスポーツモデルを除くとやはりメインは「レザー」。
そして面白いのはメーターのカラーも「ベージュ」が採用されていること、そしてステアリングホイールやダッシュボードには「アッシュ」調のウッドが使用されていること。
最近のポルシェは(ポルシェ以外でもですが)ウッドを積極的に採用する傾向にあり、911のようなスポーツモデルにおいてもそれは変わらないようです。
「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」とは?
ポルシェのオプションは大きく分けると3種類あって、ひとつはディーラーで装着、つまり後付け可能な「ディーラーオプション」で、これは「テクイップメント」と呼ばれます。
そして注文時に選択可能な「メーカーオプション」で、例えばメタリックカラーや内装レザー、スポーツクロノパッケージなど。
ただしこれはカーコンフィギュレーターに掲載されている範囲での選択となります。
最後の三つ目がこの「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」で、これはオプションリストにない仕様変更を「オーダーで」車体注文時に依頼するもの。※以前は”エクスクルーシブ”とだけ呼ばれていた
たとえばオリジナルカラーでボディをペイントしてくれ、シートにこういった素材を使用してくれ、こういった刺繍を入れてくれ、といった注文がこれに該当します。※カタログオプションでもこの”ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥア”扱いのものがある
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