今後はアヴェンタドール、ウラカン用としてもアクラポヴィッチ製エキゾーストシステムが登場するかも
ランボルギーニ・ウルス向けの純正オプションとして、なんと「アクラポヴィッチ製」のエキゾーストシステムが追加。
これはランボルギーニ麻布さんのブログにて紹介されていたものですが、その価格は税抜きで1,433,870円。
非常に高価な製品ではあるものの、パフォーマンス10%アップ(ターボエンジンはマフラー交換によるパワーアップを期待しやすい)、重量-35%、テールパイプにはランボルギーニ(Lamborghini)とアクラポヴィッチ(AKRAPOVIC)のロゴ入り、そして販売はランボルギーニ正規ディーラーのみ。
アクラポヴィッチは多くのメーカーに純正採用される高品質エキゾーストシステム
なお、アクラポヴィッチは1992年創業と比較的新しいメーカーで、しかし現在ではすでに「欧州最大級のエキゾーストシステムメーカー」にまで成長。
当初はバイク(自動二輪)のアフターマーケットにて人気を博し、その後にBMWなど純正採用するメーカーも登場(アフター品のエキゾーストを純正採用するのは極めて珍しい)。
現在では4輪用ラインアップも拡充しており、ルノー、アルファロメオ、BMW、アウディなど純正オプションとして用意しているメーカーも多数あります。
さらにアフター品としてのアクラポヴィッチだと、対応メーカーだとフェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンといったスーパーカーから、BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、アバルト、ポルシェ、ミニ、メルセデス・ベンツといったところまで。
なお、ケーニグセグ・レゲーラの”フィッシュテール”マフラーはアクラポヴィッチとケーニグセグとの共同開発だとアナウンスされていますね。
基本的にアクラポヴィッチのエキゾーストシステムは「フルチタン製」で、テールパイプに美しくデザインされたカーボン製のスリーブが装着されるのが特徴で(これがないものもある)、独特なデザインを持つことで知られます。
アクラポヴィッチはすでにアフター品としてランボルギーニ・ガヤルド(90万円くらい)、ウラカン(140万円くらい)、アヴェンタドール用(170万円くらい)のエキゾーストシステムを発売していますが、「純正」として発売されるのは今回がはじめてかもしれません。
加えてランボルギーニも「スポーツエキゾースト」を純正オプションとしていくつかのモデルにラインアップしているものの、アクラポヴィッチ製の採用そしてアクラポヴィッチとのダブルネームははじめて。
しかしながらランボルギーニの属するフォルクスワーゲングループでは、VWやアウディなど、アクラポヴィッチ製エキゾーストを純正オプションとして揃えているブランドもあり、今後はランボルギーニ、そしてポルシェといったグループ内のほかブランドもその流れに沿うことになりそうですね。