さて、ポルシェが力を入れている動画シリーズ「TOP5」。
今回はポルシェ史上、もっとも音が大きいクルマの上位5モデルを紹介しています。
今回動画に登場するのはジャン・ピエール・クレーマー氏とベンジャミン・ マルジャナック氏。
サウンドレベルメーターを使用し、数値的に「どのポルシェのサウンドが最も大きいか」を計測しています。
ポルシェミュージアム内のクルマは動態保存が多い?
今回計測した場所はポルシェミュージアムですが、その「倉庫」内にあるクルマのエンジンを始動させてサウンドを計測。
動画撮影用に準備した車両もあるかもしれないものの、動態保存(いつでも動かせる)しているクルマが多いのかもしれませんね。
まず、ナンバー5はポルシェ911SCサファリ。
大人二人いれば、簡単に手で引っ張ってクルマを移動させることが可能。
「軽いな」
「そう、それがポルシェさ」
そしてエンジンを始動させ、思いっきりアクセルを踏んでサウンドを計測。
今回の測定にあたっては「アイドリング」ではなく回転数を上げた状態での計測なので、その意味でも見応えがあります。
「122.9デシベルだぜ」
「マジかよ、これで5位とはな」
そして4位はポルシェ911RSR(996)。
これは123.4デシベル。
「次行こうぜ」
ポルシェミュージアムのバックヤードにはこんな感じでプロトタイプ含むレアカーがずらり。
ミュージアムに展示されるクルマも希少なクルマばかりだと思いますが、ここにある「展示されていない」クルマもかなり面白そう。
「これ知ってるぜ」
「MP4だろ?」
1984年のF1マシンで、ポルシェが1500ccターボエンジンを供給していたものですね。
そして3位はポルシェ928「TRIGEMA」。
こちらは126.4デシベル。
そして2位はポルシェ804 FORMEL 1。
その名の通りフフォーミュラ1カーで、エンジンは1500ccフラット8、180馬力を誇ります。
さすがにデカい音を発生し、137.8デシベル。
そして1位はポルシェ911カレラRSRターボ2.1。
さすがに音が大きすぎ、両名ともヘッドホンを装着して耳を保護しながらの計測です。
「すげえ音だな!」
「え?何?何言ってるのか全然聞こえねえよ」
138.1デシベルを記録。
ちなみに120デシベルあたりで「ジェット機のエンジンの横」「聴覚障害を起こすレベル」とされているので、この138.1デシベルはもう「常軌を逸している」レベルだと言えそうですね。
ちなみにランボルギーニ・ウラカンのエンジン始動時の音(アクセルをふかしていない)でだいたい100デシベルくらい(これでも電車が通るガード下くらいの騒音レベルだとされる)です。
それでは動画を見てみよう
こちらがなかなかに見応えというか聞き応えのある動画、「ポルシェ史上もっともうるさいクルマの上位5台」。
こちらは一つ前に公開された動画、「ポルシェ919ハイブリッドの特徴5点」。
VIA:Porsche