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ポルシェが”タイカン”のティーザー画像と動画を公開。アップルミュージック対応のインテリア、ナルド・サーキットでは24時間連続走行

2019/08/20

| ポルシェ・タイカンの発表はいよいよ9月4日に迫る |

ポルシェが9月4日のタイカン発表に向け、ティーザー画像そしてティーザー動画を公開。
ティーザー画像の方はそのダッシュボードを捉えたもので、「いかにもポルシェらしい」GT仕様のステアリングホイール(アルカンターラ巻きでけっこうレーシー)、そしてダッシュボード上のスポーツクロノを確認できます。

なお、ポルシェは「いずれのモデルでもパーツやデザインを共通化」する傾向にあり、今回の画像を見るに、タイカンにおいても”エレクトリックモデルといえど”911他モデルとの一部共通性が見られるようですね。

タイカンはアップルミュージックにフル対応

ポルシェによると、タイカンは「5000万曲以上を」聞くことができるアップルミュージックを内蔵した初の量産車になるとのことで、それをアピールするかのようにダッシュボードのセンター部にはその画面が表示されていることもわかります。

なお、この画面は、2015年に発表された、タイカンの前身とも言える「ミッションEコンセプト」に比べるとそのサイズが大きくなり、ここは「4年分の進化」が感じられるところ。

ちなみにこちらが「ミッションE」のインテリア。

2015-porsche-mission-e-concept

そしてポルシェが公式に公開したタイカンの内装ティーザー画像は今回の1枚のみですが、画像に写っていない「ダッシュボード下」にこそタイカンらしさが隠れている模様。

先日タイカンのインテリアについてはスパイフォトが公開されており、これを見ると、ダッシュボードのセンターから伸びるコンソールを確認でき、これはミッションEとの共通性を感じさせる部分です。

なお、新型911(992)において、ポルシェはこれまで連結していた「ダッシュボードとセンターコンソール」とを切り離し、センターコンソールとダッシュボードとの間に明確な境界を作っていますが(これは初代911に採用されたデザインのリバイバル)、タイカンはこれとは異なるデザインを採用するということになり、ここはこれまでのポルシェとは大きく異って「モデル間で異なるデザインを採用している」部分でもありますね。

加えてメインのメーターは「フルデジタル」で、これも今までのポルシェには無い、「新しい」ところです。

2020-porsche-911-carrera

ポルシェはタイカンの耐久性もアピール

そして今回、ポルシェはタイカンの耐久性をアピールする動画も公開。
これはイタリアはナルド・サーキットにて、気温42度、路上の温度52度という過酷な環境にて(充電を繰り返しながら)24時間連続走行を行った様子を記録したもの。

実に平均時速は215km/hに達したそうですが、ポルシェはタイカン開発当初から(テスラのように)オーバーヒートしないということを強く主張しており、温度差に厳しいバッテリーを完璧に制御するという、ポルシェならではの技術を周知させたかったのだと思われます。

VIA:Porsche

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