| 現在ポルシェは「その国や地域で最初に販売された」個体をイメージした限定モデルをリリース中 |
いくつかは限定販売されるものの、今回のモデルは「オークション専用」
ポルシェが台湾展開50周年を記念し、911カレラGTS 50イヤー・アニバーサリー・ワンオフ・ア・カインドという長い名称を持つスペシャルモデルを公開。
これは文字通りのワンオフモデルとなり、ポルシェ台湾とポルシェのカスタム車両製造部門、エクスクルーシブ・マヌファクトゥアとが共同にて制作したもので、そのカラーリングは「台湾にて最初に発売された車両」へのオマージュなのだそう。
ボディカラーはアイリッシュグリーン
なお、台湾で最初に発売されたポルシェとは「リザードグリーンの911E」だそうですが、今回の911カレラGTS 50イヤー・アニバーサリー・ワンオフ・ア・カインドのボディカラーはやや異なるアイリッシュグリーン、そしてボディサイドにはマットホワイトにてフォルモサ海岸のアウトラインが入ります。
そのほか、マットブラックのバッジや、マットブラックにグリーンのアクセントが入るセンターロック式ターボSエクスクルーシブデザインホイールを装着するなど特別な外装を持っています。
なお、パワートレインについては標準モデルの911GTSと変わらず3リッター・フラットシックスターボ、最高出力は480PS、そしてトランスミッションは8速PDK(スポーツクロノ装備なので0−100km/h加速は3.2秒)。
リアサイドウインドウには「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」ステッカー。
最近ポルシェから公開される特別仕様車にはこのステッカーが貼られることが多いようですね。
ちなみにポルシェは「その国で最初に販売された車両」にインスパイアされた限定モデルを発売することがありますが、この911カレラGTS 50イヤー・アニバーサリー・ワンオフ・ア・カインドについては一般への販売がなされずチャリティオークションへと出品され、収益金は「地元への感謝と台湾社会への恩返しを表現するため」慈善団体へ寄付される、とのこと。
911カレラGTS 50イヤー・アニバーサリー・ワンオフ・ア・カインドのインテリアはこうなっている
そしてこちらは911カレラGTS 50イヤー・アニバーサリー・ワンオフ・ア・カインドのインテリア。
ベースカラーはブラック、そしてステッチはホワイト。
シルプレートには専用のロゴ「911 Carrera GTS 50 Years Porsche in Taiwan」が入ります。
アームレストにも専用のロゴがエンボス加工にて再現されています。
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