テックアートはジュネーブ・モーターショーに多くのチューニングカーを展示する予定ですが、オンライン上にて718ケイマン/ボクスターのカスタムバージョンを公開。
いずれも50馬力向上させており、0-100キロ加速は一気に0.3秒向上。
以前の自然吸気エンジンだとこう簡単にはゆかなかったと思いますが、やはりターボエンジンはパフォーマンスアップが容易ですね。
なお最高速度は時速258キロから296キロ、と300キロも目前に。
こちらは718ボクスター。
フロントエプロン、リアウイングが追加されています。
リアディフューザーはボディ同色ペイント。
車高は30ミリダウンし、ホイールは自社の「フォーミュラIV」21インチを装着。
内装にはブレーキキャリパーと同じくグリーンを使用。
エアコンの吹き出し口、シートのステッチ、シフトノブやゲートにグリーンが使用されています。
メーターもグリーンに。
パドルもカスタムされているようですね。
もちろんキーもグリーンに。
こちらは718ケイマン。
ボクスターよりはウイングのハイトが高めに。
画像を見るとステーは削り出しのようですね。
エキゾーストシステムはチタン製でカーボンのスリーブ付き。
内装にはホワイトの同じアクセント。
ドライブモードのスイッチはレッドですね。
ステアリングホイールやセンターコンソール、ダッシュボードのトリムにもカーボンパーツが使用されています。
ボクスターとは微妙に素材やカラーを使用する場所、仕上げが変更されており、細かい配慮が光りますね。
テックアートがエッセン・モーターショーで、718ボクスター、そしてマカン、911のチューニング/カスタムメニューを展示する、とのこと。
マカンや911は既に公開されているものと相違はなさそうですが、718ボクスターについては「初」の公開であり、これは期待して良さそうです。
718ボクスターはパワーキットによって最大400馬力程度にまで出力向上するとのことで、ボクスターのポテンシャルが遺憾なく発揮されるのは間違いなく、相当な運動性能を示すことになりそうですね。
外観だと21インチホイール、フロントリップ、サイドエアインテークのフィン、リアスポイラーといった控えめな内容。
テックアート特有のヘッドライトカバーが無いのは残念ですが、986ボクスター時代とほぼ変わらないデザインのリアスポイラーはなかなかに好感が持てます。
内装だと最近テックアートが凝っているカスタムレザーインテリア(自動車メーカー本体のオプションが増え、性能も高止まりしているので、チューナーの機能パーツを高いお金を出して選ぶ人は少なくなっているのかも。よって内装にシフト?)を中心に各パーツのペイントなど。
エキゾーストはチタン製パイプとカーボン製のテールパイプとの組み合わせで、これはアクラポヴィッチが作り出し、他メーカーもそれに倣う一つの流行でもありますね。
エッセン・モーターショーは12/4からの開催となりますが、実際に発表された際には改めて紹介したいと思います。