| ゴルフ8世代において、ゴルフファミリーは一気に拡大することになりそうだ |
さて、ここ最近チョコチョコと目撃される新型ゴルフRのプロトタイプ。
そして今回目撃されたのはそのワゴン版、「ゴルフ・ヴァリアント」の”R”バージョンです。
ゴルフ7に引き続きワゴンボディにも「R」が設定されるということになりますが、ゴルフ8世代においてはさらにバリエーションが増加することも予想され、バリエーションに富んだプロトタイプが目撃されているようです(訂正:現行ゴルフRにヴァリアントは設定無しと記載していましたが、修正して再送します)。
ただし「謎」な部分も
なお、このプロトタイプのベースは「アウトドア風味」のゴルフ・オールトラックのようにも見え、というのもフェンダーには樹脂製のアーチが追加されているため。
よりスポーツ志向の「R」であればこういった装備は不要だと思われるものの、軽量そうなホイール、ブルーにペイントされたキャリパーを持つハイパフォーマンスブレーキシステム、そして4本出しテールパイプ等はやはり「ゴルフR」っぽい部分ですね(フロントバンパーは、これまでにリークされてきたゴルフRとは異なる)。
加えてこの個体はフロントバンパー、ヘッドライト、サイドステップ、リアバンパー等に(フィルムによる)偽装が多く見られ、それらが「さらに」このクルマの素性をわかりにくくしている、とも言えます。
なお、ハッチバックモデルの新型ゴルフRについても現在のところ発表はなされておらず、しかしながらおおよその姿も判明し、搭載されるエンジンは2リッター4気筒ターボ/333馬力になるだろうという情報も。
おそらくはこの秋に発表されるのではと見られており、楽しみにその登場を待ちたいところですね。
参照:CARSCOOPS
フォルクスワーゲンはまもなくエレクトリッククロスオーバー「ID.4」を発表
そしてフォルクスワーゲンはそのEVシリーズ「ID」から新型車、「ID.4」を数週間内に発表する、とコメント。
すでにフォルクスワーゲンはハッチバックモデル「ID.3」を発売していますが、ID.4はリークされた内容の通り「クロスオーバー」ボディを身にまといます。
現時点では詳細について公開されていないものの、エレクトリックモデル専用に開発されたMEBプラットフォームを採用し、前後にモーターを搭載する4WD、そしてリアにモーターを積む後輪駆動モデルが用意されると見られており、4WDモデルはトータル302PS、後輪駆動モデルは201PSを発生するという見方が有力。
走行距離については最大で500キロに達するという話もあるようですね。
なお、コンパクトクラスのEVについてはこのIDシリーズのほかにホンダ(ホンダe)、ミニ(ミニクーパーS E)、マツダ(マツダMX-30)等が相次ぎ登場しており、しかし同クラスのガソリン車に比較するとかなり割高なのもまた事実。
時代の流れとしては(メーカー主導であれ、政府主導であれ)今後「EV一色」となるのは間違いなく、しかし消費者にとってはなかなか手を出しづらい価格でもあり、その普及にはまだ時間がかかるのかもしれませんね。