第7世代のVWバス「マルチバンT7」をオフローダーっぽくカスタムするショップが登場！日本にマルチバンT7が導入されれば大ヒットとなりそうだ

｜　むしろフォルクスワーゲンの日本市場における復活のカギはここにありそう　｜

今だからこそ、マルチバンT7を日本でも発売して欲しいところ

さて、フォルクスワーゲンは「マルチバンT7」を半年前に発表していますが、現在のところまだいずれかのチューナーからはカスタムやチューニングに関する提案がなされていない状態。

そこで今回オフローダー専門のカスタムショップ「デルタ4X4」が公開したのが「マルチバンT7オフローダー」。

現在まだ実車のデリバリーがなされていないのでレンダリングのみでの提案となりますが、実際に納車が開始されれば即座にカスタムが行われることになりそうです。

なお、デルタ4X4はこれまでにもポルシェ911のオフローダー化、スズキ・ジムニーやメルセデス・ベンツGクラスの「エクストリーム仕様」などを発表していますね。

フォルクスワーゲン・マルチバンT7オフローダーはこんな仕様を持っている

そこでこのフォルクスワーゲン・マルチバンT7オフローダーを見てみたいと思いますが、これまでのデルタ4X4による多くのカスタムと同様、ビードロックつきホイールにLoder製のA/Tタイヤ（255/55R18）を装着。

ビルシュタイン社製ショックとアイバッハ社製スプリングの採用によって、グランドクリアランスが40mm増加し、過酷な路面での走行を可能にしています。

大径・ワイド化タイヤと強化されたサスペンションに加え、樹脂製のホイールアーチエクステンション、PIAA製ライトを内蔵したステンレス製の保護用ブルバー、カバー付きリアサイドウィンドウ、LEDバーを内蔵したメタル製ルーフラック等が装着されてオーバーランダー的な雰囲気に。

なお、これら装備についてはレンダリングながらも「合法」な範囲に収められているといい、実際に販売することを考慮しているのは「さすがデルタ4X4」。

このほかにもシェードやルーフトップテントなど、様々なアクセサリーが実際に登場することになるのかもしれませんね。

フォルクスワーゲンT7マルチバンはこんなクルマ

このフォルクスワーゲンT7マルチバンは、文字通り（ワーゲンバスから続く）第7世代のVW製ミニバンとなりますが、プラットフォームにはMQBを採用し、その乗り味や走行性能が大きく向上している、と言われます。

上述の通り2021年6月に発表されており、同10月から同社のハノーファー工場にて製造を開始しており、ちょうど欧州では納車が始まっている頃かもしれません。

なお、ボディは全長4973ミリ、全幅1941ミリ、全高1903ミリと「けっこう大きな」サイズ感。

インテリアでは2列めシートが180度回転する「モジュラーシート」を採用し、パワートレインには1.5リッターターボもしくは2リッターターボ、さらにはマルチバン初のプラグインハイブリッドの設定も大きなトピックです。

しかもパワフルな「GTI」が設定されるという噂もあるようですね。

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