| ブラックのカスタムカー」には非常に強い需要がある |
例によって価格は「非公開」
さて、これまでにも過激なデザインのクルマを多数公開してきたドイツのチューナー「マンソリー」。
やはり得意なのはメルセデス・ベンツとくにGクラス、そしてフェラーリやランボルギーニという印象があるものの、今回はマクラーレン720Sのカスタムを公開しています。
参考までに、マンソリーはいわゆるVIPカーのカスタムを得意とする一方で上述のフェラーリやランボルギーニ、最近だとブガッティといったスーパーカー/ハイパーカーのカスタムも手掛けており、しかし最近だと「ちょっとやりすぎた」のかフェラーリからデザイン模倣を理由に訴えられたことも。
-
フェラーリがマンソリーを「デザイン模倣」で訴え勝訴する!「488XXシラクサは我が社の許可を得ていない、FXX K Evoの劣悪なコピーである」
| フェラーリのデザインに対する信念はどこよりもゆるぎ難い | 今後、各チューナーもうかつに「オマージュ」を作ることが出来なさそうだ さて、フェラーリはその美しさに徹底的にこだわり、自社の持つデザイン ...
続きを見る
今回のマクラーレン720Sは「全身真っ黒」
そして今回公開されたマンソリーの720S「最新作」は全身真っ黒な外観を持つことが特徴で、装着されるエアロパッケージの内容はフロント / リアバンパー、リアディフューザー、リップ付きサイドスカート、ドアとリアフェンダーのエクステンション、ボンネットとフロントフェンダーのアップグレード、パフォーマンスウィング、サイドミラーハウジング、エンジンカバー、インテーク/アウトレットのアップグレードなど。
すべてのパーツはブラックで統一されており、ほとんどのパーツはフォージド(鍛造)カーボンファイバーにて作られています。
マンソリーにしては「地味」という印象もありますが、マクラーレン720Sの純正デザインを活かす形で、かつそれを拡張しているようにも思えますね。
パフォーマンス面はどれくらい進化があったのか(言及がないので)わからないものの、おそらくは以前に同社が公開した720Sのチューニングプログラム「720Sファーストエディション」と同様(720馬力から755馬力にまで出力が向上していた)だと思われます。
インテリアもやはり「ブラック」
そしてこのマクラーレン720Sのインテリアもブラックでまとめられ、シートにはグレーのアクセント、そしてシートのセンター部にはちょっと変わったデザインのステッチが入ります。
インテリアに使用する素材はレザーにウッド、カーボンファイバー、もしくはそれらの組み合わせを選ぶことができ、マンソリーならではの個性的なアップグレードが可能となるほか、ペダル、フロアマット、トランクカバーマット、ステアリングホイール、シート、パドルシフトといったパーツ群も用意されている、とアナウンスされています。
気になる価格についてですが、多くのマンソリー製のボディキットやコンプリートカーと同様に「非公開」となっていて、おそらくは完全なるオーダーメイドだからなのかもしれません(ぼくにはマンソリーに問い合わせる勇気はない)。
そしてもちろん、マンソリーへカスタムをオーダーする顧客たちは(うらやましいことに)そのプライスタグを見る必要がない人々なのでしょうね。
合わせて読みたい、マクラーレン720Sのカスタム関連投稿
-
ノヴィテックが13センチもワイド化したマクラーレン720Sスパイダーのカスタム、「ノヴィテックN-Largo」公開。出力は806馬力、0−100km/h加速は2.7秒へ
| エアロパーツは「セナ」をイメージ。鍛造カーボンパーツも大量投入 | ノヴィテック(NOVITEC)がマクラーレン720Sスパイダーのチューニングプログラム「ノヴィテックN-Largo マクラーレン ...
続きを見る
-
鍛造カーボン満載!マクラーレン720Sをノヴィテックがさらに速く、さらにエキゾチックにチューニング
| この鍛造カーボンはかなり好き嫌いが分かれる | フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンなどスーパーカーのカスタム/チューンを得意とするノヴィテックが「マクラーレン720Sスパイダー」のカスタムを ...
続きを見る
-
NOVITECがマクラーレン720S向けのチューンを公開。出力は最大806馬力に、カーボンパーツも盛りだくさん
|NOVITECはマクラーレンにも注力 | NOVITE(ノヴィテック/ノビテック)はランボルギーニやフェラーリのカスタム/チューンで知られますが、現在マクラーレンにも注力中。 これはマクラーレンの販 ...
続きを見る