新型VW ゴルフRの最新ティーザーが公開、その出力がゴルフ史上最強の333馬力となることが確認される。一方「クラブスポーツ」については言及なし

｜　おそらくフォルクスワーゲンはこの「新型ゴルフR」のハードコアバージョン、”クラブスポーツ”を用意してくるものと思われるが　｜

仮にゴルフRクラブスポーツが登場しなくとも、この新型ゴルフRに不足などないだろう

さて、フォルクスワーゲンは「最後のガソリンエンジン搭載版ゴルフR（ゴルフ8.5）」の発表を控えているところですが、今回一枚の公式ティーザー画像をFacebookへとアップし、「出力が333馬力に達すること」「ハッチバックとエステート（ワゴン）とが登場すること」に言及しています。

なお、この333馬力というのは「一瞬で売り切れてしまった」ゴルフR333と同じ出力で、限定モデルを除くとゴルフR史上最強スペックとなっており、発表前から大きな期待がかかります。

フォルクスワーゲンはさらに強力なゴルフRを計画中

しかしこの新型ゴルフRについてさらに期待されるのはハードコアバージョンである「ゴルフR クラブスポーツ」。

これはゴルフGTIクラブスポーツ同様に「パワーアップに軽量化、強化した足回り」を持つサーキット走行に特化したモデルだとされ、ゴルフR史上もっともハードコアなスペックを持つこととなるもよう。

ただし現時点ではこのゴルフRクラブスポーツの市販化は「決定」したわけではないといい、実際にテストはなされているものの、フォルクスワーゲン上層部の「（発売のための）承認を待っている」といいます。

なお、フォルクスワーゲンは今後「R」ブランドを完全電動ハイパフォーマンスブランドへと移行させる計画を持っており、よってゴルフ8（8.5）世代のゴルフRはつまるところ「ガソリンエンジンを搭載する最後のゴルフR」となる可能性が高く、よってフォルクスワーゲンはこのひとつの節目にふさわしいモデルを用意してくるであろうと考えて良いかと思います。

それはともかくとして、このフェイスリフト版ゴルフRは6月26日に公開されることが決まっており、今回はその出力についてアナウンスが行われていますが、このほか予想される範囲ではマニュアル・トランスミッションがなくなり、（評判のよろしくなかった）タッチ式コントロールが廃止されて仏衣ボタンが一部復活してインフォテインメントシステムと空調コントロール インターフェイスが改善され、IQ.Light LED ヘッドライトとテールライトによるシャープなスタイリングが実現することとなりそうですね。

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