| ただし今回はまだ「ゴルフR クラブスポーツ」の発表はなされないであろう |
フォルクスワーゲンは「R」ブランドを将来的に完全電動ブランドへと移行させたいと考えている
つい先日フォルクスワーゲンはゴルフGTIの最終記念限定モデル「GTIクラブスポーツ」を発表し、その後にはゴルフRにも”クラブスポーツ”が用意されると報じられたところですが、ひとまずはフェイスリフト版のゴルフR(ゴルフR 8.5)の予告がなされることに。
ゴルフRはぼくの考える「万能なクルマ」「これ一台あればOKなクルマ」のひとつですが、おそらくは最新のスタイリング、強化されたインテリアが与えられることになり、願わくばターボチャージャー付き4気筒エンジンのさらなるパワーを望みたいところです。
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新型フォルクスワーゲン ゴルフRは6月26日に発表
今回のティーザー画像によると、新型ゴルフRの発表日は「6月26日」。
予告では最新デザインを持つヘッドライトともに発行するグリル、そしてVWエンブレムを確認でき、しかしキャプションには詳細はほとんど記されず、「その時が来ました。6月26日をカレンダーにマークしてください。待ちきれません!」とだけ。
新しいゴルフRがさらにパワーアップするかどうかはまだ発表されていないものの、1月に発表された新型ゴルフGTIでは驚くべきことにパワーアップがなされており(厳しい環境規制の中、パワーアップさせることは非常に困難で、じっさい、メルセデス・ベンツやBMWはほとんどのモデルのフェイスリフトにおいてもパワーアップを行っていない)、そこから考えるに、フォルクスワーゲンがこのゴルフのフラッグシップの出力を”そのまま”にしておくのはちょっと考えにくいと思います。
そしてもちろん、ゴルフRはその存在感を示すべく、GTIよりもさらに大きなパワーを誇示する必要がありよって、「ゴルフR 333」を超える出力を達成することも考えられますが、この代償としてマニュアル・トランスミッションを失うことになるのかもしれません(MTはエミッションコントロールが難しく、排ガス規制対応の足かせになる)。
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