| 世界に一台、ダークブルーのラ・フェラーリ |
ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイスン所有のラ・フェラーリがロンドンのイベントにて展示。
カーコレクター、またレーシングドライバーとしても有名で(ル・マンを完走したこともある)、フェラーリのコレクションとして世界に39台しか存在しない250GTO、そしてF40、エンツォフェラーリなども所有。
今回公開されたのは500台生産されたうち、ただ1台だけ「ブル・ポッツィ(Blu Pozzi、ダークブルー)」にペイントされたもので、当然ながら「かなり珍しい」ボディカラーを持っています。
なおミュージシャンにフェラーリ愛好家は多く、エルトン・ジョン(ヒットチャート1位を獲得してまず買ったのがフェラーリ)、エリック・クラプトン(512BB風のワンオフモデルを作らせたことも)、ジャミロクワイのフロントマンであるジェイ・ケイ(これまた珍しいグリーンのラ・フェラーリを所有)。
ニック・メイスンはフェラーリにとっても理想的?
今回展示されたのはロンドンにて開催の「ロンドン・コンコース」。
テーマは「ロンドンの中心にて、クルマと一緒にガーデンパーティー(ただし誰でも入れるわけではなさそう)」で、動画では他にも多数のスーパーカーを確認可能。
なお、ラ・フェラーリはフェラーリが厳しく販売する顧客を選定しており、「お金があっても買えない」クルマの代表格。
その販売対象の最優先は「影響力のある人物」だと思われ、というのもラ・フェラーリ。そしてラ・フェラーリ・アペルタあたりから「旧来のフェラーリ・コレクター」に購入権を与えないケースが出てきているため。
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反面、実業家で、かつインスタグラムなどで高い影響力を持つ若手に限定フェラーリが販売されるケースも多く、「かなり」これまでとは雰囲気が変わってきているようにも思います(今からでもインスタグラムのフォロワーを集めれば限定フェラーリを売ってもらえるようになるかもしれないぞ!)。
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そういった状況ではありますが、ニック・メイスンは数々のフェラーリを所有し、しかもコレクター経験も長く、社会的知名度もあって、かつそのポジションは「不動」。
もちろん影響力は計り知れないほど大きく、フェラーリにとっては「むしろ限定フェラーリを買ってほしい」と思うような人物なのかもしれません。
なお、こちらは搬入の様子。
ホイールはシルバーではなくダークグレーメタリック、インテリアはブラウンを基調としているようですね。
ナンバープレートはかなり「独特」な位置にあります。
こちらはトレーラーから降ろす前の状態。
かなり「深い」ディフューザー形状を持っていることがわかりますね。
それでは動画を見てみよう
こちらが納入から展示、そして他の車も収録した動画、「Pink Floyd Drummer Nick Mason's Blue LaFerrari in London!!」。
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