ここまでクルマの車高が落とせるとは
リバティーウォークが先般よりイラストを公開していた新シリーズ「LB Silhouette Works GT」、「LBシルエットワークス458GT」の実車が公開。
現段階でこのシリーズについての詳しい解説はないものの、以前に「シルエットフォーミュラ」を意識したものだと公開されており、これまでの「リベット留めオーバーフェンダー」が個人やショップによるチューンをイメージしたものだとすると、この「シルエットワークス」は文字通りメーカーによるワークスチームのマシンを意識したものだとも言えそう。
リベット留めオーバーフェンダーとは一味違う
「シルエットフォーミュラ」は1976-1981年に存在したレースのカテゴリで、 日産スカイライン/シルビア、トヨタ・セリカ、ランチア・ストラトス、マツダ・サバンナRX-7、BMW M1、ポルシェ935といったクルマたちが参戦。
その命名の由来としては 「ボディ(シルエット)は市販車だけど中身はフォーミュラカー」というところから来ていると言われます。
今回のLBシルエットワークス458GTはそのシルエットフォーミュラのイメージをそのまま引き継いだエアロキットを装着していることが特徴で、これまでのリバティーウォークに見られた「リベット留め」フェンダーとはちょっと違う印象。
リバティーウォーク(Liberty Walk)はオーバーフェンダーキットによるカスタムを中心とする「LB WORKS」を筆頭に、ちょっとライトな「LB PERFORMANCE」、その下には国産車を対象にした「LB nation」というシリーズを揃えていますが、今回の「LB Silhouette Works GT」はサイトの掲載順から見て「フラッグシップ」。
そしてエアロキットの価格もフラッグシップにふさわしく、FRP製で3,596,400円、FRP+ドライカーボン製で4,352,400円、ドライカーボン製だと5,207,760円とかなり高価(これまでのオーバーフェンダーキットに比較して倍くらい)。
リアフェンダーはかなりワイド。
両サイドのスリットからはタイヤが覗くなど、その雰囲気はまさにレーシングカー。
オプションのエアサスペンションによって車高は「地面に張り付くまで」落ちています。
このエアロキットを「ノーマル車高のまま」装着するわけにもゆかず、やはりエアサスは必須だと言えそうですね。
こちらはレッド。
当然ですがホワイトバージョンとはまったく雰囲気が異なります。
リアウイングは完全にクルマの全長を超えているので「競技用部品」ということになりそう。
なお、単品の価格は下記の通りです。
FRP | ドライカーボン | |
LBフロントカナード | 194,000円 | 270,000円 |
LBリアバンパー | 324,000円 | 486,000円 |
LBリアディフューザー | 432,000円 | 626,000円 |
LBリアウイング | 864,000円 | 1,188,000円 |
LBボンネットフード | 486,000円 | 648,000円 |
VIA:Liberty Walk