| アメリカでは事故車専門市場があり、パーツの検索や入手も比較的容易 |
ここ最近話題の「事故車を格安で買ってきて蘇らせる」プロジェクト。
これまでには日産R35GT-Rやランボルギーニ・ウラカンの修復を紹介してきましたが、今回は「LNC Collision and Car Customization」がフェラーリ488スパイダーの事故車を格安で購入し、その後見事に蘇らせる様子を動画にて公開しています。
なお、こういった事故車を購入するのは事故車専門サイト「Copart」がポピュラーであるようで、メーカー別に事故車を探せるのはもちろん、ロケーション、事故の内容も「炎上」「横転」「水没」、そして事故の部位も選べるので「ニコイチ」やそれ以上の組み合わせも簡単にできそう。
これほどのダメージでも専門家の手にかかれば簡単に修復できてしまう
動画を見るとこのフェラーリ488スパイダーのフロントは完全に潰れていて、しかしそこから後ろはほぼ無事のようですね。
もちろんフロントセクションはクラッシャブル構造を採用していて、そこが潰れることで他の部分を守るのだと思われるものの、ドアがずれている様子もなく、「意外と事故しても経常を保持できるんだな」と驚かされます。
そして動画では破損した部分を取り外して新しいパーツを取り付ける様子が公開されていますが、画像を見るととうてい「修理可能」とは思えないほどの損傷度合いですね。
こんな感じで新しいパーツも手配していますが、アメリカでは中古パーツの売買が盛んだったり、新品のパーツも正規ディーラーから通販で取り寄せることができたり、となかなか便利なようですね。
それでは動画を見てみよう
こちらが事故にて不動となったフェラーリ488スパイダーを買ってきて現状を把握しながら修復を進める動画、「REBUILDING A WRECKED FERRARI 488 SPIDER FROM COPART」。
そしてこちらがその続編、「REBUILDING A WRECKED FERRARI 488 FROM COPART PART 2」。
フロントセクションを一新し、別のフェラーリ488から移植したパネルを装着したのちに塗装を行い「完成」へ。
こちらはまた別に(事故車の)フェラーリ458を購入してきて修復する動画、「REBUILDING A WRECKED FERRARI 458 FROM COPART」。