| 意外とカッコいい。発売したらけっこう売れるかも |
さすがにこれまで「フェラーリの4ドア」を考えたアーティストは少なかった |
さて、フェラーリはつい先日、ワンオフモデル「BR20」を発表したところですが、これはGTC4ルッソをベースにした「2ドアクーペ」。
つまりはワゴン(シューティングブレーク)をクーペにするという珍しい手法を採用したわけですが、今回はフェラーリとは無関係に、SRKデザインがそのBR20を「4ドアセダン」にバーチャルカスタムしてしまうという動画を公開しています。
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フェラーリが突如ワンオフモデル「BR20」発表!ワゴン+4人乗りのGTC4ルッソをベースに、しかしこれをクーペ+2人乗りへと変更した「ハイカスタム」
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フェラーリの4ドアセダンはこうやって作る
そしてSRKデザインはまずベースとなるBR20を用意しており、この時点ですでに背景などはカットしてあります。
そしてフロントセクションをコピー&ペーストにて前に出すことで車体を延長。
ただし4ドア化するにあたりキャビンを広く取らねばならず、そのためにフロントフードを短くし、Aピラーもちょっと前に。
その後はサイドウインドウを整え、ドアの仕切りを入れて完成となります。
非常に美しい4ドアセダンではありますが、その構造上、どうしてもフロントの優雅さが失われているのはちょっと残念でもありますね。
なお、現在フェラーリは「初のSUV」をリリースしようかというところではあるものの、SUVブームが来る前はちょっとしたセダンブームでもあり、ランボルギーニは「エストーケ」を、そしてブガッティは「ガリビエール」を発売しようとしたことも。
そしてもし、SUVブームではなくセダンブームが拡大・継続していたならば、フェラーリは今頃「SUVではなくセダンを」作っていたのかもしれません。
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参考までに、フェラーリ公式ではなくピニンファリーナの作品ではありますが、フェラーリ456GTをべースとしてブルネイ王族のために作られたワゴン、「ヴェニス(ベニス)」なるクルマも存在し、こちらや世にも珍しい「5ドア」を持つフェラーリとなっています(おそらくはこれ以外に4ドアもしくは5ドアのフェラーリはないんじゃないかと思う)。
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参照:SRK Designs