| 今の時代、SUVはとてつもない「儲けネタ」なのは間違いない |
フェラーリ・プロサングエは4500万円であっても飛ぶように売れそうだ
さて、ここ最近頻繁に目撃されているフェラーリの「新型SUV」、プロサングエ。
今回はフェラーリのテストコースであるフィオラのサーキットを周回する姿が動画に収められていますが、けっこうなハイスピードにて走行しており、時おりテールをスライドさせてドリフト状態となっている様子も見ることができます。
なお、このプロトタイプはマセラティ・レヴァンテの外装を拝借したものですが、「市販バージョンと思われる」ボディパネルを装着したプロサングエの試作車も目撃されているようですね。
パワートレーンはV12とV6ハイブリッドの2本立て?
このプロサングエについてはわかっていないことが多く(というかほとんどわかっていない)、特に不明なのはパワートレーン。
おそらくはV12自然吸気エンジン、そして296GTBに積まれるV6+ハイブリッドになるんじゃないかと言われていますが、トランスミッションはどちらの場合もデュアルクラッチ、駆動方式は4WDのみになると見られています。
ボディ形状については「SUV」というよりは「ワゴン」に近くなる可能性が高く、これはGTC4ルッソの後継としてのポジションが与えられると言われることからも十分に理解可能。
今回サーキットでテストされていることからもわかるとおり、運動性能についても高いレベルを達成すると思われ、しかし悪路走行についてもある程度視野に入れているはずなので、けっこう大きな幅での車高調整ができると考えていいのかもしれません。
プロサングエの価格は「かなり」高くなるかも
なお、当初このプロサングエについてはランボルギーニ・ウルス(3068万円~)、ベントレー・ベンテイガ(2269万円~)といった「2500万円~3000万円」あたりの価格設定になるのではと見られていたものの、ここ最近のウワサだとそれよりもずっと上に設定されて35000ユーロ(日本円で4500万円くらい)になるんじゃないか、とも。
こうなるともうウルス、ベンテイガを超えてロールスロイス・カリナン(4085万円~)の領域に到達してしまいますが、ウルスやベンテイガ、ポルシェ・カイエンであっても、それらの購入者は多数のオプションを装着し、結果的には「車両価格よりもずっと上の値段で」購入していると言われ、よってプレミアムSUVの購入者にとって、金額は問題とならないのかもしれません。※実際のところ、プレミアムSUVはどんどん値上げされているように感じる
もちろん「V12、V6+PHEV」というパワートレーンを考慮すると「3000万円では収まらない」のは自明の理であり、このプロサングエが「4500万円くらい」というのはまず間違いなさそうですね。※V12エンジン搭載のGTC4ルッソでも3099万円だった
なお、フェラーリはプロサングエを投入した後にも別に2つのSUVを投入すると言われ、その2つが「比較的求めやすい」価格に設定される可能性も指摘されています。
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参照:Varryx