| やはりフェラーリ・プロサングエは相当に大きなクルマであることには間違いがない |
全高がしっかり確保されており、GTC4ルッソに比較しても室内空間はかなり広そう
さて、ここ最近頻繁に目撃されているフェラーリの新型SUV、プロサングエ。
まずはマセラティ・レヴァンテの外装を借りたテストカーがマラネロ周辺を走り、その後には自前の外装を持つプロサングエ(と思われるクルマ)が走行しているという状況ですが、今回もまた市販モデル同様と思われるボディを持ち、しかしブラックのファブリックとブルーのテープにてカモフラージュされたプロサングエがキャッチされています。
この「ブルー」の意味は不明ではあるものの、「ブルーのテープ=進行中プロジェクト」ということを表しているという見方もあるようですね。
その姿はけっこうSUV的
なお、フェラーリはこのプロサングエについて「SUV」と呼ぶことを(非常に)嫌っており、SUVではなく「GTカー」の範疇に入るクルマだとコメントしていて、イメージ的には「GTC4ルッソの最低地上高を上げたような」モデルになると言われます。
加えて、最低地上高を上げたとしても、けして悪路走行を主眼においたわけではなく、サーキット走行も可能だとされているので、SUVといえどもオフローダーではなく「高いユーティリティを持つクルマ」ということになりそうですね。
今回のスパイビデオを見るに、車体後部の形状はなんとも判断できないものの、全体的なシルエットとしてはGTC4ルッソよりもルーフがかなり高く見え、「クーペ風SUV」といった印象も。
ただしボディの天地がかなり厚く、タイヤも大きいので相対的にキャビンが小さく見え、スポーティな印象を保ちつつも「これまでのフェラーリとは全く異なる」雰囲気も持つもよう。
ちなみにタイヤはそこまで太くは見えないものの、実際には「太いタイヤを装着しているにもかかわらず、それがわからないほど全幅が大きい」のだと思われます。
そして黒い偽装の隙間や、ドアミラーの内側からは「レッド」がチラリと覗き、このプロトタイプが赤いボディカラーを持つこともわかります。
このプロサングエにつき、発表は2022年後半だと言われ、しかし現時点ではそのパワートレインは一切ナゾ。
V8ツインターボ説もあれば296GTB同様のV6+ハイブリッド説もあり、そしてV12エンジンを積むという噂もあるもよう。
価格帯については「相当に」高価になると言われていて、ランボルギーニ・ウルスやベントレー・ベンテイガを超えてロールスロイス・カリナンに近づくという説が濃厚であり、かつ「誰でも注文できる」わけではなく、フェラーリの重要顧客のみしかオーダーできないとも言われているようですね。
フェラーリ・プロサングエの最新プロトタイプを捉えた動画はこちら
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参照:Varryx