フェラーリSF90 VSの最新プロトタイプが本社付近で目撃！やっぱりどう見てもレーシングカー、いろいろな意味でフェラーリの今後を大きく変えそうだ【動画】

｜　その外観はフェラーリSF90ストラダーレとは大きく乖離することになりそうだ　｜

信じられないが、リアウイングが装備された状態で発売されることになるのかも

さて、これまでにもたびたび目撃されているフェラーリSF90ストラダーレのハードコアバージョン、「SF90 VS」。

現時点では名称含めて詳細が一切わからない状態ですが、今回はやや偽装が薄くなったように思えるSF90 VSのプロトタイプを捉えた動画が公開に。

これはスーパーカーストーカー、Varryx氏がフェラーリ本社付近に出向いて試作車を撮影したものです、比較的明瞭に細部を捉えた内容となっています。

フェラーリSF90 VSはもはや「レーシングカー」

そして今回Youtubeにアップされた動画を見るに、このSF90VSの姿はほぼレーシングカー。

フェラーリにおけるスペシャルモデル（458スペチアーレや488ピスタなど）は基本的に「モータースポーツに近い」存在ではあるものの、これまでは公道走行も考慮された仕様を持っていたように思います。

しかしながらこのSF90 VSは前方に突き出たフロントバンパー、大きくそびえ立つリアウイングなど「市販車というよりもレーシングカー」といった雰囲気へ。

やはりこのリアウイングは「装着された」状態で発売？

とくにこのリアウイングにつき、フェラーリはこれまで「独立したリアウイングを市販車に与えてこなかった」ことを鑑みるに、「まさか」とはいう感じではあるものの、ここまで完成度の高いプロトタイプにこのウイングが装着されているところを見るにつけ、（このウイングを装着するかしないかをテストしているのではなく）このままウイングを装着して市販されることになるのかもしれません。

もしかするとこのリアウイングは「オプション」ということも考えられなくはなく、しかし装着時と非装着時では大きく（サーキット走行時の）パフォーマンスが変わってしまい、そしてこのSF90VSは「サーキットで最大のパフォーマンスを発揮させる」ことを念頭に設計されているであろうことを考慮するならば最高の状態で大教されるはずであり、「ユーザーに、ウイングの有無を選択させる」ようなことはないんじゃないかと思ったり。

そうなれば、このSF90 VSは「ウイングを装着して発売される初のフェラーリのロードカー」となる可能性が大ですが、この（高さのある）ウイングはオープンモデルには適していないとも言われており、もしかするとSF90 VSにはオープンモデルが設定されたいのではと考えたりするものの、そこはちょっと「ナントモ」判断がつかないところです。

いずれにせよ、このフェラーリSF90VSはこれまでのスペシャルモデルとは異なる考え方を持つモデルだと捉えてよく、もしかすると今後のスペシャルモデルの方向性を大きく変えることになる一台となるのかもしれません。

フェラーリSF90VSの最新スパイ動画はこちら

合わせて読みたい、フェラーリSF90VS関連投稿

参照：Varryx