フェラーリ308GTSQVのエンジンをV8からV12へと換装した車両がオークションに登場。
元は1985年にV8エンジンを搭載して納車されたもので、ボディカラーはブルー・キアロ、内装はホワイトにブルーのパイピングをもつ美しい個体です。
ただしオーナーさんは元の2.9リッターV8エンジンに満足できず、なんとこのエンジンをフェラーリ400の4.8リッターV12エンジンへとスワップ。
なおこれを担当したのはナイジェル・マンセル氏の経営するフェラーリディーラー「エンブレム・スポーツカーズ」、とのこと
その後2003年からずっと保存されていたそうですが現在のオーナーがこれを買い受け、エンジンやトランスミッション、サスペンション、ブレーキ含め2年をかけてレストアを完了。
オリジナルのマニュアル、書類、ツールキットやジャッキなど付属品も完備しており、予想では落札価格800万円程度に達するのでは、と言われています。
なおこのフェラーリ308はイギリス向けに納車されたものなので右ハンドルとなっていますが、フェラーリ308の右ハンドルはわずか233台しか存在しない、とのこと。
V8フェラーリにV12エンジン、というと少し前に「フェラーリにV12搭載の458(488?)をオーダーした」という人がいましたが、その後どうなったのか(納車されたのか)気になるところですね。
フェラーリが新たなワンオフモデル制作。458の車体にV12エンジンを搭載か?
先日はミハエル・シューマッハが所有していたメルセデス・ベンツEVクラスワゴンを紹介しましたが、今回はナイジェル・マンセルの所有していたアウディ・クワトロが販売中。
1984年6月13日に当時マン島に住みロータスにてドライブしていたナイジェル・マンセルによって購入された車両とのこと。
マンセル売却後は5人のオーナーが変わり、オリジナルコンディションを維持しており、数年前にはレストアも受けています。
走行距離は18万キロを超えますがエンジンやサスペンションも快調、とのこと。
マン島にて購入された際の証明(ナイジェル・マンセルの名前入り)、レストアを受けた際の保証書、アウディ・ドライバー・マガジンなどが付属し、予想最高落札価格は420万円だそうです。