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航空機グレードのカーボンやチタンを採用した超ハイグレードチューニングブランド「マリウス」登場!第一弾はランボルギーニ・ウルス向け

2020/10/14

| 発売されるのはわずか30セットのみ |

さて、ハイエンドカー向けカスタムに新規参入したマリウス・デザインハウス(MARIUS DESIGNHAUS)。

これは同業界にて10年の経験を持つMarius Dumitrascu氏が立ち上げたブランドだそうですが、代わり映えしない、そしてときに疑問を呈したくなるようなスタイルばかりが横行するハイエンド/プレミアムカー向けカスタム市場に一石を投じることを目的としているのだそう。

そして同ブランドが最初に選んだのはランボルギーニ・ウルス。

言わずと知れたランボルギーニ製「スーパーSUV=SSUV」で、富裕層に人気があることからも高いカスタム潜在性を持っているクルマでもあります(そして、こういった人々は品質の低いパーツは使用したくない)。

マリウス・デザインハウスがカスタムしたウルスはこうなっている

このランボルギーニ・ウルスは同ブランドが手掛けた第一号ということで「MD1」と命名され、素材は高品質な超軽量カーボンファイバー、そして生産は欧州というこだわりよう。

使用するカーボンファイバーは「航空機グレード」が用いられ、中には強度を保つためにハニカムコアを持つ製品もあり、これを作れるのはごくわずかの限られた工場のみだと述べています。

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さらに取り付けのためのチタン製ビスにもこだわり抜き、採用するのはやはり航空宇宙産業品質の「グレード5」。

フロントバンパーなど衝撃を受ける可能性があるパーツに対しては、東レの開発した「世界一の強度を持つ繊維」であるザイロンを使用するなど、その部位と役割によって素材を使い分けているようです。

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さらにはF1マシンに使用されるケブラーも積極的に採用するなど、とにかく品質にはこだわっていることが伝わってきますが、そのぶん量産が効かず、このMD1ボディキットはわずか30セットがリリースされるのみ。

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フロントだとバンパーそのものを入れ替え、さらにはフロントリップ、エアガイドも専用デザインへ用いられ、サイドにはカナードも。

ボンネットにもオリジナル品が装着されています。

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フェンダーアーチもオリジナリティのあるものへと交換されており、凹凸を設けることで表情の変化が感じられることに。

フロントバンパー同様のウイングレットを持つサイドステップも装着済みです。

ホイールサイズについての言及はないものの、けっこう大きなサイズを装着しているように思われ、タイヤは「極薄」(乗り心地や車体に与えるダメージがちょっと心配)。

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リアはおそらく、このMD1最大の見所だと思われ、アヴェンタドールSVJ風の巨大なフィンが特徴的。

ボディカラー同色を使用したテールパイプ周り、フィンのエッジをハイライト化したあたりの処理は秀逸としか言いようがなく、たしかにマリウス・デザインハウスのも目論見通り、チューニング業界に新風を吹き込んでくれることになりそうですね。

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参照:Autogespot

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