| まさかランボルギーニが「ウラカン・ステラート」を発売するとは思わなかったが、現実に市場投入されることになりそうだ |
車高の高さに起因し、最高速は制限されることになるのかも
さて、ここ最近頻繁に話題となっている新型スーパーカーが「ランボルギーニ・ウラカン・ステラート」。
これはウラカンの車高を上げてオフローダー風の架装を施したクルマですが、一説によると「3月にでも発表されるのでは」と言われています。
そして今回、北極圏にてテストを行うランボルギーニ・ウラカン・ステラートのプロトタイプと思われる車両がYoutube上に公開されており、ここでその様子を見てみましょう。
一見するとウラカンEVOの前後バンパーをベースにしているように見えるが
こちらが今回新たに目撃されたランボルギーニ・ウラカン・ステラートのテスト車両ですが、見たところウラカンEVOのフロントバンパーにアンダーガードを装着し、フロントフードには給気口、そしてその上にLEDライトバーが取り付けられています。
おそらくLEDライトバーは北極圏の暗さをカバーするためのテスト用装備だと思われ、実際に市販モデルでもこれが取り付けられるかどうかは不明です。
なお、コンセプトモデルとしてのウラカン・ステラートは「ウラカン・ペルフォルマンテ」から流用したと思わえるフロントバンパーにアンダーガード、そしてフロントフードにはヘキサゴン形状のLEDドライビングランプが取り付けられています。
ルーフバーにもLEDライトバーが与えられていますが、今回目撃されたプロトタイプにはそれがないという相違も。
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テスト車のサイドを見ると、車高が上げられているほか、タイヤ直径が大きくなっていることもわかりますね(ホイールはラリーカー風)。
サイドステップもおそらくはウラカンEVOと同一で、しかしルーフには「ルーフレール」が加えられています。
ウラカン・ステラート・コンセプトでは車高が47ミリアップしており、前後フェンダーアーチには樹脂製のクラッディングが装着されていましたが、この試作車にクラッディングが見当たらず、このまま市販されるのか、もしくはクラッディングが追加されるのかどうかは現時点では謎のまま。
リアバンパーもまたウラカンEVO同様(アンダーガードは装着されていないように見える)。
エンジンフードは「ガラス」ではなくランボルギーニ・ミウラ風の「ノーマル」ルーバーを採用し、しかしながらシュノーケル(エアインテーク)が取り付けられています。
ちなみにウラカン・ステラート・コンセプトにはこのシュノーケルは存在せず、新たに装備されたものということになりますね。
そしてリアバンパーはやはりウラカン・ペルフォルマンテのものを使用しているように(そしてアンダーガードが装着されているように)見受けられます。
このウラカン・ステラートにつき、ではまだまだ「テスト段階」にあるものと思われますが、今回目撃されたプロトタイプの装備がどこまで反映されるのかもやはり「謎」。
ちなみにウラカン・ステラートは台数限定、そしてウラカンのラインアップ中では(ウラカンSTOを越えて)もっとも高価になるだろうとも言われていて、これまでのウラカンとは全く異なる装備を持ち、かつ重心が大きく変化することから車体制御技術、足回りの多くも刷新する必要があるものと思われ、タイヤ外形も大きく変わるのでギア比の調整も行わねばならず、モロモロ考慮すると、価格が高くなるのもやむなしといったところかもしれません。
ランボルギーニ・ウラカン・ステラートが雪上にてテストを行う動画はこちら
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参照:CarSpyMedia