| 近年のランボルギーニのデザインは「自動車を超越したレベル」に到達している |
ランボルギーニ Autenticaはランボルギーニ歴代モデルの持つ特徴を備えている
さて、ランボルギーニは今年2月に突如として「無敵(Invencible)」と「本物(Autentica)」という名を持つ2台のワンオフモデルを発表しています。
そのうちInvencible(インヴェンチブル?)は「クーペ」、Autentica(オウテンティカ?)は「オープンモデル(ロードスター)」となりますが、ランボルギーニが(2月に)公開した画像はCGにとどまっており、しかし今回ははじめてその実車が目撃されることに。
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ランボルギーニ・オウテンティカはおそらく機能チェックのために登場
今回このランボルギーニのワンオフスーパーカー、オウテンティカが目撃されたのはランボルギーニの本社付近。
おそらくは塗装を含めて「ほぼ完成」しており、実際の走行にて機能をチェックするために工場を出てきたところを捉えられたのだと思われます。
画像を見るに、塗装を傷めないように車両各部にテープが貼られていますが、ボディカラーそのものはランボルギーニが公開したCG同様にメタリックグレーにイエローのアクセント。
今回の画像と動画ではインテリアの様子がわからないものの、おそらくは(これも発表されたとおり)ネロ・アデ・レザーとネロ・コスムス/グリジオ・オクタンス・アルカンタラをベースに、ジャッロ・タウラスのアクセントを持つものと考えていいのかも。
ランボルギーニ・オウテンティカ(Autentica)はこんなクルマ
このランボルギーニ・オウテンティカは(クーペモデルのインヴェンチブルととともに)アヴェンタドールをベースにして制作されるスーパーカーで、搭載されるエンジンは6.5リッターV12、トランスミッションは7速ISR、駆動方式は4WD。
車両のデザインはランボルギーニのデザイン部門チェントロ・スティーレによって行われ、「V12プラットフォームを使った最大限の創造性の真髄としてスタイリングされた」「ランボルギーニの象徴的な意義に貢献したデザインキューを反映し、また、レーストラックからインスピレーションを得たスポーツキャラクターも反映した」と紹介されています。
これら2つのモデルには、(ランボルギーニがコメントしたとおり)ランボルギーニ各モデルの要素が見られ、フロントフードとウイング(ステーには六角形の穴が空いている)、リヤフードはセスト・エレメント、リアフェンダーはヴェネーノ、そしてチェンテナリオやレヴェントン、シアンFKP37、カウンタックLPI800-4といった特別なモデルを彷彿とさせるディティールも。
おそらくはどこかのタイミングにて、完成した車両が正式にお披露目されることになると思われますが、「その時」を楽しみに待ちたいと思います。
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参照:iamlamborghinispecs(Instagram), The Superce Blog