まさかの「ランボルギーニ・ウルスの6輪化カスタム」登場。一体誰が何のために作っているのかナゾなるも、その勇気にはただただ感服【動画】

｜　ランボルギーニ・ウルスの「6輪化」はレンダリングの世界でのみの産物だと思っていたが　｜

まさか現実世界でこれにチャレンジする猛者が現れようとは

さて、世の中にはとんでもない改造車が多々存在しますが、今回はそれらの中でもトップクラスにランクされるであろう「ランボルギーニ・ウルスの6輪カスタム」が登場。

現時点ではこのカスタムカーに関する情報はほとんどなく、よって実際に「6輪駆動」なのか、それとも4輪駆動のままにとどまり、リアの「＋2輪」が飾りなのかはナゾのまま。

なお、このクルマは「ウルスのレプリカ」ではなく、見たところ高価な本物のウルスを使用して制作しており、とんでもなく勇気ある行動だと言えるかもしれません（これによって何ら性能は向上せず、かつ売却時も二束三文になるものと思われる）。

ランボルギーニ「6輪」ウルスはまだ製造中

画像や動画を見る限りだと、このウルスはまだまだ改造の途中であるようで、延長されたルーフに加え、拡大されたリアフェンダーもまだ最終の仕上げがなされていないもよう。

加えて、前後フェンダーアーチ上のモールが取り外されており、もしかするとここから「ワイドフェンダー」が追加されることになるのかもしれません。

そしてこの6輪ウルスがどこの国で、何の目的のために作られているのかもわからないままではありますが、完成すれば相当なインパクトを持つことになるのは間違いなく、しばらくはこの（ウルスを紹介している）インスタグラムアカウントから目を離せないといった状態でもありますね。

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世の中には意外と6輪カスタムが少なくはない

なお、この6輪カスタムの火付け役となったのは言うまでもなく「メルセデスG63 AMG 6x6」。

これは2014年に100台のみが限定販売されたクルマであり、メルセデス・ベンツはその「高級車メーカー」といったイメージとは裏腹に、時折こういった狂気に満ち溢れたクルマをつくる”恐ろしい”会社であることもわかります。

そしてメルセデスG63 AMG 6ｘ6が見せた可能性を追求すべく、様々なショップや個人、チューナーが「6輪」カスタムを行っているというのが現在の状況です。

ただしこの6輪化に際しては「駆動系をイジる」ということで非常に高い経験値とスキルが必要となり、かつ完成した車両は非常に大きく重くなってしまい、その利便性を大きく損なうことに。

さらには駆動輪が増えることでエンジンに掛かる負荷も増加するので燃費も大幅に悪化するのが常となっています。

なお、様々なリスクを考慮し、リア4輪のうちの2輪を「実際には駆動しない」つまりただフリーに回転するだけの車輪として取り付ける例もありますが、それでも簡単に改造できるわけではなく、どういった手法を採用するにせよ、非常にハードルが高いのがこの6輪カスタムということになりますね。

ランボルギーニ「6輪」ウルスを紹介する動画はこちら

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参照：Ace1Whips, carlifestyle